2023年は『崩壊』の年。
「自分を変える」ということ。
変わるのか、脱皮なのか、しっくりした言葉はまだ掴めないけれど。
今年一年をふりかえってみました。
東京を中心に全国で活動中。
感覚と感情と思考をつなぐセラピスト
イノチグラス目育士のきたみさちです。
今年はたくさん言葉にしようと考えていたのに、気がつけばおおみそかです。
相変わらず終わらない過渡期が続いています。
2023年の出来事。
今年もあちこちへ行かせていただきました。
リアルに北海道から沖縄まで。
イノチグラス製作会、目育士・カラーサポーター養成講座、スクーリング、慰安旅行、大盤振る舞い、ヌード撮影、リーダーズ会合、大学の変化、IOFT、オリジナルプレイ、スプーン曲げ、BBAs、更新研修、電磁波講座、ともだちの死、
いま浮かぶことでも、とても大きな、大きな一年でした。どこをとっても印象深い。
ハードだったなあ。ハードで豊かでした。
考えることがたくさんあった。
苦しかったから、昇華や消化がその度に起こりました。
アウフヘーベン
アウフヘーベンという言葉があります。
今年知ったことだったかな。去年かな。
アウフヘーベンとは、ドイツの哲学者が用いた「弁証法」の基本的な考え方の一つです。「弁証法」とは、対立した意見について議論する過程において思考を深め、より高次の段階へと進んでいく思考法を指します。対立する二者をどちらも否定せずにかけ合わせて統合し、一つの解として昇華させる過程を「アウフヘーベン」と呼ぶのです。
弁証法では、元の意見=T(テーゼ)に、反対意見=A(アンチテーゼ)が出た後、TとAを合わせた新しい意見=S(ジンテーゼ)が生まれますが、TとAを合わせることを「アウフヘーベン」と言います。
対立する意見があり、両者を否定せずに議論を深めていくことによって、新たな意見につなげることがポイントになります。
:マイナビニュース以下記事より引用
課題が立ち起こるごとに、なんらかの答えを出してきました。何度も。
選択と決定に向かって、考える。考えては確かめて、話し合って、行き着くところまで。
イノチグラス大学が立ち上がって2年と少しが経って、当初よりもずっと、考える層が厚くなったことを感じています。
レイヤーが増えたのだと思います。
動物的な感覚と人間的な思考との両立から外れずに行き着くところまで行くと、捉えるものが溶解する。
この体験から、課題を情緒的に片付けることがなくなりました。
鳥の目、虫の目、魚の目とはよく言ったものですね。まだ掴みきれていないものの、出来事への信頼が得られて肝が据わってきました。
わたしの中の狼
整体院に勤めていた頃、わたしはカナリヤだと話したことがありました。
目に見えない危機を察知する炭鉱のカナリヤ。
そのとき院長に言われたのは「カナリヤっていうか狼」でした。
オリジナルプレイの講座でフレッド博士に出会って、自分の中にある愚かさや弱さ、動物性と人間性に対峙しました。深く刻まれたキーワードは「リアル」
それは、狂気的なくらいわたしが求め続けてきたものでした。
フェイクは邪魔で、牙を剥きそうになる。
このことに明確に気がついて、わたしの中にはカナリヤではなくて狼がいると腑に落ちました。
だけど同時に人間として学習してきたことが確実にあって、だからこそ、わたしの中にもフェイクがある。
フレッド博士は、ペットとのプレイは難しい(できない?)と言いました。
人間のルールの中にいるから。
そんな言葉だったと思います。
今年のいつだったか、感覚の鋭い目育士仲間から「てやんでい、べらんめえでいいんじゃない?」とチャネリングのように伝えられていて、それを話した他のひとからは「今のきたみならもういいんじゃない?」とも言われていて。
身につけたフェイクをもう一度外す。
わたしにとって巨大なテーマがやってきました。
卵がわれる 二つの意味
クリスチャンではないけれど、一年の終わりには預言カフェに行くことにしています。
あ、いや、年間通して行っていますが年の瀬には必ず行くのです。
今回は「みえる目」「いのちの水」など、イノチグラスを想起するような言葉もありました。
最も印象に残った預言は、
「卵がわれることを恐れなくていい」
卵がわれる。ああそうかと反芻しています。
卵がわれる。
壊れるもあれば、産まれるもある。
いのちの終わりなのか、はじまりなのか。
預言ではこうでした。
「立派なひな鳥がうまれてともに歌うような、たのしい家族、つながりがあふれていく」
2023年は崩壊の年
自我の崩壊が何度も起きた一年です。
去年から小さな崩壊が起きはじめて、今年の準備だったのかなと今は思います。
わたしは聖人君子ではなくて、わりとクズです。
自覚して受けいれたことも今年の収穫。
自分がクズかどうかに思い悩む余裕なんてなかったから、あっさり認めることができたのかもしれません。
以前よりもシンプルになれたと思います。
今の自分が結構すきです。
今日はここまで。
読んでくださってありがとうございます。
関わってくださった皆さま、今年もありがとうございました。
2024年もどうぞよろしくお願いいたします。
きたみさち。
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