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エイジングケアの切り札は?

2018.10.29 22:30

鎌倉の美容室arbol grandeのスタイリスト・スパニスト兼シャンプーソムリエ、前田記成です。


どんな人にも訪れるエイジング。

もはや不協和音にも感じるくらい響きのよくない言葉ですよね。。。

そんな誰もが恐れるエイジングは、なぜ起こるのか?


人間の身体は、約60兆個の細胞からできています。

そしてその細胞の中には”幹細胞”という細胞があって、そこから新しい細胞を作り出すことができるようになっています。

また”アポトーシス”といって、もともとプログラムされた細胞の死があって、幹細胞に命令がいくと新しい細胞が生み出され、100個の細胞が死んだら100個の細胞が幹細胞が生まれ、それが繰り返されることで常に60兆個の細胞が維持されると考えられています。


この理論からいくと、人間は不老不死の存在であるはずですよね?

まぁでも実際はそんなことはありえないってハナシで。


細胞自体が老化もしくはガン化していきます。

老化細胞はあまり働きがよくないので、60兆個という決められた細胞の中で老化細胞が増えすぎると、健康で正常な細胞が減って身体自体の老化になり、死に繋がっていきます。

これは髪の毛を生む毛母細胞でも同じで、毛母細胞の位置に老化細胞が居座ることで、髪の毛が細くなったり、コシがなくなったり、あるいは新しく生えてこなくなったりします。


では、なぜその細胞の老化が起こるのか?

一般的には、老化=酸化といわれています。

そしてその酸化を引き起こすもとになっているのが、数年前から世間を賑わしている”活性酸素”なんです。


活性酸素は、大きく「善玉活性酸素」と「悪玉活性酸素」の2つに分けられます。

たとえば、カラーやパーマなんかでよく登場する過酸化水素は、菌やウイルス、ガン細胞を殺菌する善玉活性酸素といわれています。

ところが、この過酸化水素も重金属と混合すると”ヒドロキシラジカル”という悪玉活性酸素に変化してしまいます。

ヒドロキシラジカルは、過酸化水素やスーパーオキシドといった他の善玉活性酸素とは活性の度合いが全く違っていて、約7000倍といわれています。

爆竹と原爆並みの差です。


このヒドロキシラジカルが身体に悪さをするわけですが、その中のひとつにDNA、つまり遺伝子を酸化させ、正常な働きができないようにしてしまいます。

DNAは僕たちの身体の設計図みたいなものです。

DNAが酸化されて正常な働きができないということは、うまくタンパク質をつくることができなくなるばかりか、タンパク質や脂肪酸の酸化も促してしまうので、それが人間の老化、最初にあげた”エイジング”の主な原因になっていると考えられています。


そこで、まず僕たちがやろうとするのはアンチエイジングですよね。

これまでのハナシからいくと、アンチエイジングはつまりヒドロキシラジカルを除去する(抗酸化)ということになります。

抗酸化物質として、これまではビタミンCやビタミンE、アスタキサンチンなどがいいといわれてましたが、中でも効率が良く副作用が少ないのが実は水素ではないかと、最近の研究でわかってきました。

しかも、その水素は、活性度の高いヒドロキシラジカルにだけ選択的に反応し、他の活性度の低い善玉活性酸素には反応しないという、これ以上にない働きをしてくれます。




最近は、美容の現場でもかなり水素の有用性がうたわれてきました。

酸化還元反応を応用しているパーマ、過酸化水素を使って酸化重合させることで髪を染めるカラー。

その薬剤コントロールとして、pHや過酸化水素の濃度を意識しながら施術していくわけですが、その時にpHや過酸化水素濃度に影響する物質を使っては薬剤コントロールに支障が出てきますよね。

ビタミンCはそれ自体が酸性ですので、pHに影響を与えてしまいますし、アスタキサンチンは過酸化水素と反応してしまうので、過酸化水素濃度が変わってきます。

それに対して、水素はpHに影響なく、過酸化水素に反応することもなく、除去したいヒドロキシラジカルにだけ反応します。

ですので、パーマやカラーの際の後処理には、水素がマストになってきますよね。


一般市場でも水素水や水素サプリメントといったものが多く出てきています。

ただ、一般的な水素水は1ppm前後の濃度で販売されていて、10000ppmが1%だから1ppmは0.0001%ということなので、まぁどれだけの結果が出るかはだいたい想像できますよね。

なので、水素は濃度もひとつ気にしながら使ってみてください。


少々長くなりましたが、今回はエイジングの仕組みとその対策についてのお話でした。

エイジングケアをお考えの方やその他気になることがある方は、サロンにいらしたときや、ホームページ、Facebookからなど、ぜひお気軽にご相談ください。


ではでは、また。