ジョシュ・グローバン、地元ロサンゼルスのザ・フォーラムでのコンサートのレポートが到着！

１０/２７（土）に地元ロサンゼルスの老舗会場、ザ・フォーラムでコンサートを行ったジョシュ・グローバン。

ザ・フォーラムでは初公演だったジョシュですが、かつてここで初めて観たコンサートがニュー・キッズ・オン・ザ・ブロックだったとのことで、「僕の立っているまさにここでブレイクダンスを踊っていたんだ！」と語るなど、思い出深い会場だったようです。

会場はジョシュのご両親ほどの年齢層のファンも多かったためか、終始落ち着いた雰囲気のコンサートとなりました。途中ジョシュが「10年一緒にいるカップルは？」と問いかけると、30年以上一緒と答えた最前列のカップルの姿もありました。

ライヴの間に早口でジョークを交えながら、子供達への音楽教育の大切さ、ガンなどの疾病だけでなく、依存症やうつなど心の病を抱えている人にも手を差し伸べようという思いを熱く語る、彼の言葉に観客も聞き入っていました。

リード・シングル”River”では、後方のスクリーンに映像を見せながら、「人と人の間を隔てる川が最後にはつながっていくという」メッセージに心が温まりました。

15人のストリングス隊とピアノ、ギター、ドラム、パーカッション、ベースという編成に“Granted”では8人のゴスペルクワイアも参加。厚みと広がりのあるサウンドも見応え十分でした。

途中、ジョシュは自らピアノ演奏も行い、そのプレイもお見事。映画『チャーリーとチョコレート工場』の”Pure Imagination”、イディナ・メンゼルとのデュエット、アンコールの最後にポール・サイモンへのリスペクトを込めて歌ったアルバム『Bridges』収録のカバー「明日に架ける橋」 など、見所もたくさん。どの曲も安定した美声と包容力で私たちを優しく包み込んでくれました。

（協力：宮原亜矢）

当日の演奏曲目は以下の通り。

Bigger Than Us

You Are Loved

Won’t Look Back

Granted

Pure Imagination

Oceano

Marrakech instrumental

Wondering Kind

Always A Woman

Lullaby

Falling Slowly

Bring Him Home

Musica Para Caminar instrumental

Musica De Corazon

River

Alla Luce

Awake

You Raise Me Up

To Where You Are

Bridge Over Troubled Water

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