『われらの時代』レビュー【こばん】
🎥ワールドフォーカス🎥
🇲🇽『われらの時代』
監督▶︎カルロス・レイガダス
出演▷カルロス・レイガダス ナタリア・ロペス 【あらすじ・感想】
これは、自然の本能に逆らい知性で生きようとする男と、夫に反発し不貞を続ける妻の話。
著名な詩人のファンは、メキシコの平野で闘牛を育てる牧場を所有し、妻とともに運営に当たっています。ファンは妻が馬の調教師と業務出張することを承知しますが、彼女は不貞を働き、やがて夫婦関係は微妙な心理戦に突入していきます。 「闇のあとの光」で名高いラテン世界におけるアート映画の雄、カルロス・レイガダス監督の6年ぶりの新作。29日の最終上映にも関わらず、たくさんのお客さんが駆けつけていました。
いや~この映画、とことんダメ男を追い詰めますね。
いや、あの、ホントは不貞を働いてしまう妻が悪いんだと思うんです。色々理由はあれど。隠してるし。
でももう夫がとんでもなくダメ。理詰めで妻を追い込んでいくんです。正しいことを言ってるんだとは思うんですが…正しいことを正しく言うことは、必ずしも正しくなくて。
いやぁ、でもそういう言い方するよね、しちゃうよね、とダメ男コバヤシは激しく頷きます。
あとこの映画何がやばいって監督本人が夫役を演じ、監督のリアル妻が妻役を演じてるんです。なんちゅーこった。
大自然の中で展開される一組の夫婦関係の揺れ動き。理性と本能の行き着く先は。とにかく見応えのある一本です。ぜひ劇場で大スクリーンでご覧下さい!
次回上映は
11/01[THU] 13:00- ◎
鑑賞者 :こばん
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