作詞について(旧ブログ)
2017年5月6日 22時08分 (Sat)
作詞について
旧ブログ
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この前、短歌についての講演会を聴きに行って来ました。
内容は過去の短歌の解釈の説明だったのですが、想像もつかないようなものもあってすごく感銘を受けました。
短歌は31音(57577)の中で表現をするのでとても制限された表現でそれだからこその面白みがある。
源氏物語とかにあるような空白の世界、その言葉をただリフレインする、それだけの事で世界が何倍にも広がる。
面白いと思うと同時に曲づくりの作詞と同じだなと、思いました。
作詞もメロディーというある程度制限された音の中で、一番良い言葉を持っていく。
その言葉は自分の経験から出た心情であり、その言葉が世界のどこか、自分の知らないところで、何も知らない誰かに影響を与える、そういう詩が書けるようになりたい。
そしてさらに思ったことは、自分の作詞の個性について。
今まで書いて来た詩は、メロディーの良し悪しによって左右されやすく、バラつきがある。
メロディーが神ったと思った曲の詩は、抽象的な言葉を連ねていって、最後に
言葉が爆発する。聞いた後は、なんかいい曲聞いた、と思ってもらいたいと思って書いているので、こういう傾向にあるのかなと。こってりラーメンの後の水みたいな感じ?
逆に、それ以外の時は、超ストレートで、テーマのことしか言ってない気がします。
なかなか自分自身で自分の詩を考え直す事はそんなに無いので、これはいい機会だったかなと思います。
最後に、ゼロから詩を書いて見たいというのと、新鮮な詩を書きたいので試しにここで詩のアイデアを一つ。
それはズバリ絵文字による作詞です!
曲に出来ないという問題はありますが、面白そうな感じがします。
ほんとこれからは色々なジャンルの歌詞を書いていきたいと思った日でした。
ではまたいつか。