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schoko(ショーコ)バイオリン教室 芦屋

ヨガとバイオリン

2015.08.31 06:55

ヨガと偶然出会ってから、12~3年になります。(当時は"ヨガらしきもの"でした…)


その頃は、バイオリン教師業をお休みして、ドイツの大学でお仕事してまして、毎日のパソコン作業で身体が凝り固まってあまりに痛くて、ほぐすために近所のスポーツクラブに入会。

太極拳とヨガとピラティスを、曲に合わせて練習するスタジオプログラムがあり、そこで偶然習い始めました。

バイオリンのために始めたわけではなかったのに、ヨガのお稽古がバイオリンレッスンに劇的に役立ち、ヨガからたくさん学ばせてもらっています。


ヨガとバイオリンは、つながっていることがとても多いんです。

呼吸が大切であること。

きれいな姿勢、正しいフォームで行わないと、身体を痛めてしまうこと。

しっかりした体幹と、むだな力が入らない脱力が重要であること。


有名なバイオリニストで教育者でもあったメニューイン氏が、ヨガの重要性についての書籍を出版していて、学生時代に読みましたが、当時はエキゾチックで異次元に感じました。

ヨガと10年以上ゆったりと付き合ってきて、最近やっとヨガのポイントみたいなことが身体でわかってきて、今読んだら違う印象ではと思います。


バイオリンのフォームは、身体を痛めないために普段からレッスンで指導していますが、先月の発表会が終わってから、ますます姿勢改善に努めています。


日本に帰ってきた頃、ヨガの先生が「チャクラ」とか「バンダ」とか専門用語を使われて、なんだそれ???と思ったのですが、要はおへその下の身体の重心、コアを感じてということかなと思います。


バイオリンの立ち方も全く同じです。

体幹、重心がしっかりして姿勢が伸びていないと、両腕を自由に使いにくくなります。

猫背ぎみのお子さんには「おなかをぐぐっと伸ばしてみよう!」と言うと、随分カッコよくなってきました。

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ヨガを習い始めた頃は、ただいろんなポーズができるのが気持ちよく、楽しんでいました。

その後、もっと論理的に正しいポーズを学びたいと思った時、「とにかく考えず練習しているうちにわかってくる」と先生に言われたけど、なんか違うなあと思い。

東京の有名な先生のヨガDVDや、アメリカ発のヨガ雑誌などでは、いろいろなポーズの具体的な説明や注意がされていて、やっと今までのたくさんの疑問が解決。やっと納得。

間違ったフォームやバランスで練習してきて、膝を痛めてしまった時期があったので、もう少し早く教えてほしかったなあと、思いました。

それからは、身体を痛めず効率的と思われるポーズを少しずつ体得、やっと呼吸もつながるようになりました。

そんな行ったり来たりの過程が、バイオリンの習得、特に大人になって始めた方と、とても似ていると思っています。


上のことをバイオリンの練習に当てはめてもらえば、わかって頂けるかと思います。

たくさん練習できたり、できなかったり。

張り切って練習したら、身体を痛めてしまったり。

基礎を追究したいと思ったり、自由に弾きたいと思ったり。

山あり谷ありですが、長く続けていけば、折れ線グラフは必ず上向き⬆️


適切なアドバイスと、心からの応援。

続けていきたいと思います💕



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長くなりますが、追伸


片足で立ち、もう一方の脚を伸ばして後ろへ上げるバランスのポーズは、元々得意だったのですが、最近日によってうまくいきません。


もっと高く上げてみようとか、長くバランス取ってやるとか、欲深く?なるとふらふらして失敗します。


欲張らず、見栄を張らず、マイペースで冷静に謙虚に。

邪念(‼️)を持たずに…



まるで人生のようだと、反省します💧