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「紙をレジンでコーティング」のコツ

2018.10.31 23:29

わたしが作ってる作品の中には、

トランプや花札のネックレス、ピアスのように

紙をレジンでコーティングする作品がいくつかあります。


この「紙をレジンでコーティング」というのが

簡単なようで実は完成するまでに何度も問題が起きて、何度も改良したので

今日はその事を書きますね。




まず最初の問題は、

“紙にレジンを塗った途端、浸みて濡れたように透けたり色が変わったり、インクが滲んでしまった”

っていう事。


逆にその透け感や、濡れた質感を活かす作品もありますが

トランプや花札のアクセサリーでは避けたいところ。



レジン専門店では、その為の専用コーティング剤も売られていますが

わたしはデコパージュ用のコーティング剤を使ってます。


防水効果があるのでレジンが浸みない、

インクも滲まないので良いです。


※使う紙や印刷によって効果は違うと思うので、目立たないところで試してください。


次の問題は、

レジンを片面に塗って固めると、作品がそっくり返ってしまうという事。



それもまた、そういう風合いを活かした作品も面白いでしょうが


今回は平らな作品に仕上げたいので工夫してみます。


まず片面に薄目にレジンを塗り並べます。

シリコンシートやクリアファイルをカットしたシートを下に敷くのではなく、

上に被せてシート越しに光を当てて硬化させます。


すると、シートの重みで紙がそっくり返る事なく硬化します。





このままでは押されたレジンがはみ出してたり、

塗りムラがあったりして綺麗ではないと思うので

さらにもう一度、仕上げのレジンを流して固めてくださいね。


そして、反対側の面にもレジンを流して固めて完成!!



紙をレジンでコーティングしたいけど滲んだり浸みたりするのが嫌だな、

紙がそっくり返るのが困るなって思ってた方はぜひ試してみてください。