文福荘のはなし
大阪で空き家を直すことになった。
「文福荘」というアパートを丸ごと。
大阪府吹田市千里山にMMTミュージカルという教室があり
私はそこで小さい頃に歌や踊り、演劇や英語を学んでいた。
そのお稽古場でもあった恩師のアパートが老朽化しており危ないということで。
先生は高齢というには疑わしいほど元気だけれど一応高齢で、
リフォームするのも大変だという。
そんな話をしていたので
「最近はリフォームした場所で事業を起こすってのもあるんですよ、
アパートの改修事例はたくさんあるので
誰かがやったってことはできることなんじゃないですかね〜」
と飲みながらうっかり話してしまったら
バシッと矢がとんできたのだ。
さすが先生…。
そんな流れで私がなぜか責任者みたいになったのだけれど
問題は山積み。
まず、私が大阪に住んでいない。
あとお金がない。移動と趣味でスッテンテンといっても過言ではない。
お金集めで思いつく5ステップ、今の私はこんなかんじ。
①自己資金…家庭に渡したお金、家庭銀行に借りよ。共同出資者はどうかしら。
②知人からの借金…事業で返せるようにせな。
③クラウド・寄付など…準備中。
④銀行からの借り入れ…ドキドキドキする
⑤闇金からの借り入れ…ダメ、絶対。
そもそも
なんで私がこんなに
金銭的&家庭的リスクを背負ってまで
恩師のアパートを改修しようとしているか。
大方の人には理解しがたいことだと思う。
何をかくそう私の中に葛藤がなくもない。
以外に保守的なエリアらしいし大阪ブランクも長い。
そういう不安もあるけれど、自分の能力が一番不安。
というのもわたし、ほんもののアホだから。
大人になるにつれて経験と努力と予想でなんとか回避してたけど
突然右か左かの判断もつかないし(あっち、こっちってなる)
九九が言えない。アホすぎる。
何度自分のアホさにマジ泣きしたことか。
こんなアホが何かを取りまとめるなんて不安すぎる!!
でもなんでやるのか。
そのなんでの部分て、なんていうか…結局…
「あなたに任す!お願い!」って言われたからだったりするんですよね。
指名で何かをお願いされることって
私の人生の中にはあまり数あることではないので
これは大切にせなあかん気がするのです。
あとなんかあの場所がなくなったら悲しいなと。
すごく素敵なんです。
死ぬほど危険なんですけど、線路とかに登れるくらい電車が近くて。
信じられないくらい間近に阪急電車が通過していくのを見て
その間近で遊んでいたわたしとしては
あの場所がなくなることが想像がつかない。
ぜったいああいう場所は町にあったほうがいい。
(でもごめん先生、大人のみなさん、入ったらあかんって言ってたよね)
あともうよくわからんけど
おもろいでしょう。
絶対。
おもろくなる気しかしない。
不安とか結局どっか行くくらいおもしろいんです。
幼馴染とか地元の子たちと一緒に汗流して
町に欲しいもの考えて何かを起こすなんて
大きな文化祭みたい!
というわけで
明日から本格的にお掃除開始です。
近隣にもご挨拶します。
何があっても心が折れないように
初心忘れないように書き記しておきます。
おもしろいことに素直に。