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マヤ

ヒューマノイドロボット『RYUJI』蜜月島first night mission12-③

2018.11.01 06:15

「キスしたら止まんなくなるけど、いい?」




「最後までやんの?」




「わかんない…」




「俺が受けるんだよな?」




-いつもアイツとはどうやってんの?




…なんて聞けるわけないし




「RYUJIとは…その、どっちが受け身なの?」




-俺が躊躇したことを、簡単に言って退けやがった…








「よくサラッとそんなこと聞けるよな?」




「お互いに探りあって攻める方に回ってちゃ夜が明けるぞ」




「…時間はたっぷりあるんだし、そう焦んなくても」




「朝になったらSPYが出勤してくるだろ?」




「…いたな、忘れてた」




「じゃ、おれ攻める方で」




臣が手を上げて伝えた。




「俺はじっとしてりゃいいんだな?」




「別に…動きたきゃ動いていいんだぞ」




「わかったょ…じれったくなったら動く」




「隆二…」




「あん?」




「俺、なんか萎えた…」




上から見下ろしてた臣が、ごろんとベッドに転がった。




「なんだよ?せっかく受けてやろうって覚悟決めてんのに」




「行為の前に、手順をくっちゃべる奴がいるかよ」




臣は自分の額に手の甲を当てて、顔を隠した。




「臣の言う通りだ。俺なにくっちゃべってんだろ?」




隆二は顔を隠している臣の手首を持ち上げた。




「ん?」




うっすら天使の微笑みを見せて隆二が接近してくる。




何も言わず、そのまま臣の唇を塞いだ。







-えっと…これ何度目だっけ?




MV撮影の夜、隆二のマンションでかなりの回数口づけした。




それから…あの日も。




隆二は夢心地で、多分現実だとは思っていない。




アイツじゃなく、俺の名をしきりに口に出して…




とても…




悲しそうだった…





to be continued…