私がアロマでやりたかったこと。
病院帰りに見つけた、義母のイメーッジっぽい花^^
こんにちは!
東大阪市八戸ノ里のアロマ&リンパドレナージサロン
AROMATIQUEのイヌイです。
「お元気でなにより!」
挨拶がわりに決まってこう声をかけていた、
いつもハツラツ元気印の義母が突然の闘病生活に入りました。
少し痩せたのを気にする以外は、口も達者で笑
相変わらずテキパキと、入院ですら準備万端。
「初めてのことやから、楽しまんとね」と朗らかに笑っています。
こんな状況でも、明るく笑い飛ばしてしまう人なので(内心はともかく)
病気もさっさと退散してしまうんちゃうやろか、
と思ってしまうほどなのですが。。
何にもいらないと遠慮する義母に、
退屈をまぎらわすための本、乾燥対策のリップクリーム。
それから、えーとと考えて、そうだ!
ハンドトリートメントをしてあげることを思い立ちました。
私の実母はかれこれ8年前に亡くなったのですが、
入院中はほとんど眠るか食べるかだけで、
お見舞いに行っても何をしてあげればいいのか。。
認知症も患っていたので話し相手にもなれず
看護師さんたちの処置の邪魔にならないよう、
ただぼーっと所在無くそばにいることしかできませんでした。
病人が何をここちよく感じられるのか、
その頃の私には何の想像力も、知恵もなかったのです。
「手足をさすってあげるだけでも、お母さん喜んでくれたと思うよ」
あとになって、そう教えてくれた介護士の友人がいて。
それが、私がアロマトリートメントの手技を
習得するきっかけになりました。
とまあ、そんなこんなの話をしながら、
「お義母さんのおかげで、やっと私の腕の見せどころが来たわー」
「うれしいわあ!カサカサやねんー、どこもかしこも」
などと笑いあっていると、
ここが病室ということを忘れてしまいそうです。
「気持ちいいわあ。ありがとうね」と言ってもらえ、
私自身もとても満たされた気持ちになれました。
「元気になったら、家まで出張しましょか。今度はお金もらいますけどね!笑」
と冗談めかして言ったけれど。
私の人生の後半、
大阪での私を育ててくれた、大切なお義母さん。
約束ですよ。