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海外に飛びだすとチャンスは広がる。ニューヨーク進出から1年半で3店舗展開するラーメン店日本人経営者から、海外ビジネスのヒントを学ぶ〜麺屋二郎 代表取締役 安間二郎さん〜NY研修レポート

2018.11.02 09:45

いつかは海外で自分の力を試したいと思いながら、日本で経験を積んでいる方も多いのではないでしょうか。

2018年9月、NYでビジネスを成功させている日本人経営者の方々にお会いし、自分たちの今後に活きる学びを得るため、itty selection Inc.主催のNY研修に参加しました。


そのなかで、NY進出して、たった1年半で大人気店に成長したラーメン店麺屋二郎を訪れ、代表取締役 安間二郎さんにお話をお伺いしました。

二郎さんのお話から学んだ、NYでビジネスを展開させていくヒントを、山崎春奈がお伝えします。



新しいものを歓迎するNY。思いきって行動することで道は開ける


ラーメン店麺屋二郎は、2010年に鹿児島県指宿市で創業され、2016年夏までは日本国内のみで店舗展開されていました。

2016年にNYで行われたラーメンコンテストで、人気投票、売上杯数のW受賞第1位を獲得。これがキッカケとなり、NY進出を果たしました。いまでは3店舗まで拡大し、今回は、そのうちの1号店であるウォール街店舗へお伺いしました。


麺屋二郎のNY進出のスタートは、NYでのラーメンコンテスト主催者から連絡をもらい、思い切って挑戦したところからでした。

一瞬のチャンスを逃さない、まずは行動してみるということが大事なのだと、二郎さんやNYで活躍する経営者さんは口を揃えて言います。


NYでラーメン店を経営するのはハードルが高いと思う人が多いかもしれません。

世界中の一流レストランが勢揃いし、スーパーマーケットの食料品も充実。NY現地の人の食へのアンテナはとても高いといえるでしょう。

そんな中、現地の人に気にいってもらえるラーメン店をつくるのは簡単ではないはずです。でも、二郎さんがおっしゃっていたのは、競争が激しい東京でこれからラーメン店を出す方が難しいと感じると。


新しいもの、いいものを歓迎するNYだからこそ、いつからでも挑戦する価値があるということなのです。とはいえ、NYだから簡単ということなら、日本の飲食店がもっとNYへ進出し成功しているはず。

必ずしもそうではないということは、二郎さんだからこそ成功している秘訣があるのではないかと思い、その秘訣をさらに探ってみました。



NYは大きなチャンスに出会える。現地の文化にあわせることも重要


NYで順調に店舗を増やし、ビジネスを拡大している二郎さん。NYでビジネスをするのは、どんな大変さがあるのでしょうか。


二郎さんがおっしゃっていたのは、意外にも、ビジネスの大変さではなく、日々の生活に慣れることだそう。日本ほど生活インフラが整っている国は稀です。

わたしも、さまざまな海外の国へ行っていますが、日本の便利さは群を抜いていますし、NYもこういった点で不便があると思いました。それでもNYだからこそ大きなビジネスチャンスに出会えるという環境は他に代えがたいのだと。


たとえば、NYのラーメンコンテストで優勝した経験と、そのときのご縁によって、ポップアップストアの出店や正式店舗のグランドオープンへと、チャンスがどんどん広がっていったのだそうです。それがNYでビジネス展開する醍醐味だとおっしゃっていました。


わたしたちが店舗を訪れたのは、ちょうどお昼をすぎたころ。店内はほぼ満席でにぎわっていました。こんなにも大人気店舗に成長させた秘訣は何か。

二郎さんのお話を伺っていて感じたことは、現地の人の好みにあわせて味を工夫していることでした。ラーメンの味は3種類あり、その中で一番人気はスパイシーなものだと。NYの人たちはスパイシーな味を好んでいるからなんだそうです。


日本で出しているものをそのままNYで出すのではなく、現地の事情にあわせた工夫が必要なんですね。

よい意味で、こだわりすぎない柔軟さ、こうでなければいけないという既成概念を持たないことが、NYで成功する秘訣なのかもしれません。



麺屋二郎を訪問して。チャンスを逃さず、挑戦してみること

気になったのは、わたしたちがお伺いしたウォール街店内の壁に描かれていた、大きなモナリザの絵。モナリザはアートの世界では「本物」という意味あいがあるそう。

そして、麺屋二郎の創業場所である鹿児島県のキャッチフレーズは「本物」。その2つをかけあわせて、壁に描いたそうです。

「NYでこんなにおいしいラーメンが食べられるなんて!」と思うほどの味はさることながら、麺屋二郎の大人気ぶり、事業展開のスピードは、まさにNYのラーメン屋のなかで「本物」であると感じました。


NYでビジネス展開するなんて至難の業なのではないか。まだ海外進出は早すぎる。そんなことを考えて足踏みしてしまう人もいるかと思います。

でも、今回NYで事業展開されている日本人経営者のお話を伺って、チャンスが目の前にきたら迷わず掴みにいくことで、道はひらけるものなのかもしれないと感じました。


そして、チャンスを掴んだら、そこから全力で行動し、現地の人がどうしたら喜ぶのか、どんなものが気に入ってもらえるのかを考えつくすこと。それが麺屋二郎のようにNYで大成功するコツなのだと学ぶ経験となりました。


この経験から、わたしは、チャンスが目の前にきたら迷わず手を挙げること、そして、そのチャンスを最大限に活かすために、妥協せずに自分ができるベストを尽くしていこうと思いました。



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(執筆:PRライター 山崎春奈)