Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

全て以上を出したBen-Kを吉野が振り切るも、最強の挑戦者PACがドリーム王座挑戦へ!

2018.11.04 21:00

11月4日 DRAGON GATE「THE GATE OF DESTINY 2018」エディオンアリーナ大阪 3150人満員


(コメント、写真はプロレス格闘技DXより 試合内容は実況ツイートより)

<第0試合 10分1本勝負>

○K-ness. 問題龍(3分59秒 光の輪)"ハリウッド"ストーカー市川 ×しゃちほこBOY


<第1試合 20分1本勝負>

斎藤了 ドン・フジイ ○Gamma(8分30秒 片エビ固め)パンチ富永 “brother"YASSHI ×ワタナベヒョウ

※スカイツイスタープレス


<第2試合 20分1本勝負>

○Eita 神田裕之 KAZMA SAKAMOTO DAGA(8分32秒 片エビ固め)Kagetora ヨースケ・サンタマリア U-T ×箕浦康太

※殺人トラースキック


<第3試合 オープン・ザ・トライアングルゲート選手権 6人タッグ3WAYマッチ 60分1本勝負>

【第63代王者組】○Kzy 横須賀ススム 堀口元気(18分58秒 体固め)【挑戦者組】土井成樹 ジェイソン・リー ×石田凱士

※韻波句徒

☆NATURAL VIBESが5度目の防衛に成功


①【挑戦者組】土井成樹 ジェイソン・リー ○石田凱士(15分15秒 タイガースープレックスホールド) 【挑戦者組】望月成晃 シュン・スカイウォーカー ×吉岡勇紀


<第4試合 インターナショナル・スペシャルドリームマッチ 30分1本勝負>

○PAC(17分45秒 片エビ固め)×フラミータ

※ブラックアロー


<第5試合 オープン・ザ・ブレイブゲート選手権試合 60分1本勝負>

【第36代王者】○ドラゴン・キッド(11分17秒 ドラゴンラナ)【挑戦者】×パンディート

☆キッドが初防衛に成功


<第6試合 オープン・ザ・ツインゲート統一タッグ選手権試合 60分1勝負>

【第43代王者組】○YAMATO B×Bハルク(14分12秒 エビ固め)【挑戦者】ビッグR清水 ×吉田隆司

※全知全能のフランケンシュタイナー

☆YAMATO&ハルクが3度目の防衛に成功


<第7試合 オープン・ザ・ドリーム選手権試合 60分1本勝負>

【第27代王者】○吉野正人(25分7秒 ソル・ナシエンテ改)【挑戦者】×Ben-K

☆吉野が4度目の防衛に成功。


【吉野の話】「ベルトを見てもらったらわかる通り、1つ増えたな。Ben-Kの鍵が一番上に付いて、4つ揃った。ドリームゲートを4回防衛したぞ。まあ、リング上でも言ったけど、Ben-Kに声援が飛んでいたのは事実や。もしかしたら、大阪に来てくたファンの人の中には、俺らの世代を超えて、あいつらに新時代を切り開いてほしいと思うファンもいたかもしれない。でも、俺もさっき言ったように、俺らは闘龍門JAPANからDRAGON GATEに変わって、このリング一筋で18年やってきたんで。これからもそれは変わることないやろう。Ben-Kとか、清水とか、Eitaとか、まだまだその辺に譲るわけにはいかんな。まあ、俺がベルトを受け取って、ひとり俺の横に立ってたな。このベルト、見ているヤツがいたな。俺の近くで。たまたまなのか、どうなのか。それはわからんけど、何かを感じたな。まあ、どうなるかわからんけど、俺は誰が来てもこのドリームゲートを譲るつもりはない。そして、来年は闘龍門JAPAN、1999年に設立してから2019年でちょうど20年を迎える。やっぱりね、20年は周年なんで、お祭り的なこともやりたいなと思っているんで。皆さんに喜んでもらえるような何か仕掛けをしていきたいなと思ってます。とりあえず、このベルトは防衛したけども、さっそく明後日は後楽園で6人タッグ4WAY。今度はチーム戦があるし。TRIBE VANGUARDも、NATURAL VIBESも、REDも4チームが揃う。リング上でも言った通り、正直、石田があそこまでやると思わんかった。本当にMaxiMuMの新メンバーとして加わってくれて。あいつも変わろうとしているものを感じたし、俺はあんだけ石田がやってくれたのは凄い頼もしかったんでね。これから石田もドンドンドンドン上を狙っていけるように。俺らも負けないようにするけども、あいつらが上を目指すって言うんだったら、俺らはドンドンあいつらのケツを押していきたいなと思います。次は後楽園で会いましょう。ありがとうございました」


 DRAGON GATE年内最後の大阪大会で大ホールでのビックマッチを開催。メインでは吉野がドリーム王座をかけてBen-Kを迎え撃った。Ben-Kは3月4日に第二競技場なれど、同じエディオンアリーナ大阪で王者だった望月に挑戦したが、このときはMaxiMuMだったBen-Kが全てを出し切るも、望月の三角絞めの前にレフェリーストップで敗れ王座奪取はならず、今回はMaxiMuMを離脱して清水と共にREDを結成と立ち位置を変え、吉野の保持するドリーム王座に挑戦となった。

 序盤はBen-Kをドロップキックで場外に追いやった吉野はトペスイシーダを発射、Ben-Kは反撃してラリアット狙いが鉄柱に誤爆すると、これを逃さなかった吉野が左腕攻めでリードを奪ったかに見えたが、セコンドの清水がロープへ走る吉野の足をすくうと、清水に気を取られた吉野を場外へ追いやり、セコンドのREDが総攻撃をかけて吉野を袋たたきにしてリングに戻し、Ben-KはBen-Kリフトからバックブリーカー、REDによってターンバックルを外されていたコーナーへ叩きつけ、斜め抱え式ベアハッグ、振り子式サイドバスターと腰攻めで形成を逆転させる。

 吉野はチョップで反撃も、吉野のチョップを嫌ったBen-Kはキチンシンク、ロープに走ろうとするBen-Kを執拗にバックを奪った吉野はアナザースペースからスリングブレイド、しかしコーナーからのダイブはBen-Kがキャッチしてフロントスープレックスで投げるが、Ben-Kは吉野をキャッチも反動を利用してブレーンバスターで投げる。

 吉野は滞空式ミサイルキックを発射するが、かわしたBen-Kはバックドロップから破壊力のあるミサイルジョンウーを連発、そしてBen-Kボムを狙うが、逃れた吉野はランニング逆水平から滞空式ミサイルキックを命中させ、背中にも命中させる。吉野はトルベジーノ狙いは、キャッチしたBen-Kがシットダウン式フルネルソンバスターからジャーマンで投げ、尻から腰へと痺れが走る吉野に串刺しスピアー、そしてBen-Kは雪崩式ブレーンバスターを狙うが、吉野が堪えるとスワンダイブ式スリングブレイドを決める。

 吉野は旋回式リバースDDT、トルベジーノからソルナシエンテで捕獲も、Ben-Kが持ち上げ旋回して叩きつけ、パワーボムを狙いは吉野はリバースも、バックホームがわされると、Ben-Kがカウンターでスピアーを炸裂させ、フルネルソンで捕らえてから後に倒れながらサイドへ落とす変型コードブレイカーの新技を披露すると、袖絡で捕獲して一気に絞めあげる。

 Ben-Kはドラゴンスープレックスからジャーマンで投げ、Ben-Kボムを決めるが、吉野はカウント2でキックアウトし、Ben-Kはスパイラルボムを狙うが、吉野がフランケンシュタイナーで切り返しBen-Kはエルボー、吉野は張り手と打撃戦を繰り広げ、Ben-KがBen-Kクラッシュから突進するが、バックホームラリアットで迎撃し、Ben-Kがジャーマンで応戦も、吉野がトルベジーノの連発からソル・ナシエンテで捕獲し、ソル・ナシエンテ改へと移行、Ben-Kは持ち上げようとするが、崩れてしまい、Ben-Kは無念のギブアップ、王座を防衛した。 

 試合後は第4試合でフラミータを降したPACが吉野を睨みつけ、挑戦の意思表示を示し、REDが退場後が吉野が次世代には絶対にベルトを渡さないとアピールして大会を締めくくった。

 内容的にも新技も披露するなど、自分の全て以上を出し切った試合、序盤こそは介入はあったものの、ほとんど正攻法で攻めて吉野を苦しめたが、全て以上を出し切っても吉野を降すことは出来なかった。

 その吉野にPACが迫ったが、PACは第4試合ではフラミータと対戦も、期待していた空中戦はPACがWWEで培ったインサイドワークを駆使して、空中戦を想定していたフラミータのペースにさせず、PACがブラックアローで勝利、内容的にも期待はずれだったものの、WWEでのネヴィルの見せつけたような試合だった。だが試合振りを見ている限りでは実績面も含めて吉野にとって最強の挑戦者になることは間違いないと思う。


 セミのツインゲート選手権は、清水&吉田に挑戦の資格があるのか疑問に持っていた王者のYAMATO組が、序盤から清水を捕らえて分断を図り、挑戦者組も反撃するが波に乗り切れずリードを奪うまでには至らない。

 王者組はYAMATOがgo 2 Hospital IIから、場外の挑戦者組に二人同時のノータッチトペコンを発射し、リングに戻っても挑戦者組が反撃も、清水の雄叫びが自爆すると、王者組が一気に勝負に出て、合体ギャラリア狙いを狙うと、清水が阻止してから吉田が両腕パイナップルボンバーを浴びせ、往復式パイナップルボンバー、YAMATOにパワーボムから清水が雄叫び、吉田がフライングボディープレスの波状攻撃で猛反撃する。

 総崩れとなった王者組に清水がハルクを砲丸投げスラムから、吉田がサイバーボムで排除すると、吉田がYAMATOにパイナップルボンバーからサイバーボムを狙うがYAMATOがスリーパーで捕獲も、突進したところで吉田が毒霧で迎撃し、パイナップルボンバーからファイヤーサンダーで突き刺し、POW POWからパイナップルボンバーを狙うが、YAMATOが全知全能のフランケンシュタイナーで3カウントを奪い、逆転防衛。

 序盤こそは王者組がリードも、総崩れとなってからはREDのペース、吉田はYAMATOから取るという執念を見せ追い詰めたが、紙一重で振り切られた。しかし吉田もDRAGON GATEから鷹木信悟が抜けたことで、YAMATOやハルクに並び立つチャンスだったのだが…


 ツインゲート選手権は、パンディートがドロップキックから場外のキッドにノータッチでのケブラータを発射、リングに戻ってもレッグシザースからローリング式のロメロスペシャルで先手を奪う。

 パンディートはロープ越しのハイキックからロープ越しでのアトミコと攻め込むが、串刺しを迎撃したキッドはデジャヴで反撃し、場外のバンティートにヘッドシザースホイップ、リングにクリフトも、切り返したパンディードはサイドバスターで叩きつける。

 パンディードは串刺しラリアットから雪崩式狙いは逃れたキッドはメサイヤ、ウルトラウラカンラナはかわしたバンディードは裏GTSで返すが、雪崩式狙いはキッドが盛り上がれ雪崩式フランケンシュタイナーで阻止も、キッドはウルトラウラカンラナはキャッチしたバンディートはニーを浴びせる。

 バンディートは前転してからロープの反動を利用してのジャーマン、雪崩式バックブリップ、スーパーキックから突進するも、キッドがバイブルで切り返してから、ウルトラウラカンラナ、昨年7月の神戸ワールド大会で披露した伝説の技であるドラゴンラナで3カウントを奪い王座を防衛。試合後はキッドとパンディータがノーサイドも、Eitaが乱入し、自身が第2試合になったのはキッドのせいだと逆ギレしてマスクを剥ぎにかかる。そこでパンチが駆けつけてキッドを救出、自分が髪を切られ、パンチパーマに出来なくなったのはEitaのせいだと逆ギレする。Eitaはブレイブ王座奪還は明言せず去っていくと、キッドは救出してくれたパンチに感謝する。


 トライアングル選手権3WAY戦は大混戦となるが、石田とシュン&吉岡の若手が火花を散らし、Kzyも割って入れない。各選手が入り乱れる中、石田と吉岡がエルボー合戦を繰り広げるが、吉岡の丸め込みをキックアウトした石田がタイガースープレックスホールドで3カウントを奪い、望月道場が脱落。石田もKzyにタイガースープレックス、顔面へのローキックの連打で追い詰めるが、突進を突進はKzyがエルボースマッシュで迎撃すると、ランニングエルボーからエルボースマッシュ、韻波句徒と畳みかけて3カウントを奪い、NATURAL VIBESが王座防衛、試合後もシュンが石田を蹴るなど火花を散らした。