HG ガンダムルブリスアノクタ レビュー
2024.01.07 11:16
今回のレビューは、1/ 144スケール ハイグレード より、
“HGTWFM ガンダムルブリスアノクタ” です。
“機動戦士ガンダム 水星の魔女” の外伝となるコミック作品、“機動戦士ガンダム 水星の魔女 ヴァナディースハート” に登場するモビルスーツ、
“AVPー03 ガンダム・ルブリス・アノクタ” が、
HGガンダム水星の魔女シリーズに登場。
プレミアムバンダイ限定で発売されました。
現在も月刊ガンダムエースにて連載中のヴァナディースハートは、アニメのprologueで描かれたヴァナディース事変から5年後のA.S. 106の地球を舞台にした物語。
ちなみにアニメ本編がそこからさらに16年後のA.S. 122の話です。
アニメの放送終了からすでに半年が経ちました(早いなぁ・・)。
アニメのBDも全巻発売されましたが、こういった外伝コミックだけでなく、本編キャストが出演するラジオ番組もまだ続いてるんでしたっけ?
関連キットの発売にもまだまだ希望が持てる感じではあります。
言うてる間に御三家の新装備セットも届くはずだし。
あとはスパロボ参戦かな。据え置きのスパロボは新作出る気配ないけど・・
もうあれはね。30に定期的にDLC追加していくだけでいいんじゃないかなぁ。
もはやゲームとしてこの先進化する余地なさそうだし。同じフォーマットでユニットとマップ追加していくだけで十分だと思うんです。
・・と、全然関係ない話ですみません。
レビューしていきます。
キットはパチ組みに最低限の墨入れ、付属のシールを貼ったのみです。
なお、パッケージはいつものプレバン仕様の2色刷りですが、説明書は一般販売と同じ片面カラー仕様。
先日レビューしたデミギャリソンや、ルブリスジウと一緒ですね。
AVPー03 ガンダム・ルブリス・アノクタ
ヴァナディース機関が開発したルブリスタイプの非武装機、ガンダム・ルブリス・ジウの実戦型に相当する機体。
その外見、機能から、“刀を操り雷を導く、青い機体” として伝えられているそうです。
伝えられている・・とは?
主人公の1人でジウのパイロットであるキユウ・ラボットと同じ孤児院で育てられた少女、ヨシカが搭乗し、キユウを施設に連れ戻そうとつきまとっているもよう。
ちなみに、機体名の “アノクタ” は仏教用語の “阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい)”からとられたもので、サンスクリット語で “このうえなく正しい、完全なる悟り” を意味しています。
ジウの実戦型という話ですが、見ためはまったく似ていません。
なんというか、凄く鉄血みがある気がする。
具体的にはヴィダールと似ているように思うんですが、まぁ色味的なところでも。
ルブリスの系列機ということで、フレームおよび外装の一部はルブリスの流用。
腕部や脚部はおおまかにルブリスと同じですね。
一方、ジウの実戦型というのにジウとの共通パーツ(同じくルブリスからの流用は除く)はありません。
頭部アップで。
顔も、顔面シェルユニットのジウとは違い、ツインアイにマスクタイプの普通のガンダム顔・・ではないか。
やっぱり独特の印象はあります。
マスク部分がかなり小さいというか、顎がないので骸骨っぽくも見えます。
なかなかに不吉な面相・・
前後のカメラおよびツインアイは成型色で色分けされていますが、今回はその上からシールを貼っています。
胸部、
そして肩アーマーのシェルユニットは、
シールを貼った上にクリアパーツを被せる、シリーズ共通仕様での再現。
発光していない状態を再現するための黒一色のシールも付属します。
ハンドパーツは汎用持ち手のほか、新規造形の平手・・起電マニピュレーターが左右分付属。
手の平には3㎜穴が開いていますが、これは後述する導雷エフェクトを取り付けるためのもの。
実際のデザインはもう少し小さいディティールなんじゃないかと思いますが、穴の内部(手甲パーツの裏側)には電極っぽいものもちゃんと造形されています。
機体各部にはミストダクトという装置が備わっており、そこから空気中の誘電率を高める霧・・ダイレクトミストを噴出することが可能。
とりあえず肩アーマー側面のこれがミストダクトだと思うのですが、ほかはどれがそうなんだろう?
背面。
バックパックも専用のものですし、リアスカートの形状も変わっているので、後ろ姿はルブリスとあまり似ていませんね。
バックパックは左右側面にビームガンを装備。
ルブリス同様、脚部に大型のスラスターを備えているので、バックパックにはあまり機動装置感はないですね。
もちろん、スリット部はスラスターなんでしょうが。
バックパックの接続は定番の2穴タイプなので、シリーズキット間での交換も可能です。