歯みがきの講習♫
老 DOG, NO LIFE. 横田です^^こんにちは。本日の千葉は晴れ。いいなあ♡
先月後半、花小金井にあるペット歯科専門病院の講習に参加してきました。
ペットの歯みがきの講習です。
花小金井駅からすぐ、病院までの遊歩道も緑が多く気持ちの良いところ。
秋晴れのなか、のほほんと行って来ました。で、…のほほんとしてたので写真が無いと^^;
駅前はあすみが丘のような雰囲気を感じましたよ^^ 広々としてます。
花小金井動物病院は歯科治療を専門に行っています。
うちのごん太も診てもらおうかな…と考えていたので病院の様子も見てきました。
受講前、優しく穏やかな看護士さんからの説明を受けながらお話するうちに早速の予約をしてしまう横田。今から予約すると10月の時点で来年2月の受診になります。患ペットさん多いんですね~。
先生も獣医師だけでなく、大学で教授もされているからか医師然としてらっしゃらないというか、穏やかな先生でした。当然、授業も質が高いです。
治療では急患と判断されれば早い受診も出来ます。ひどい歯周病では頬に穴が開き、眼や鼻、頬から歯周病菌による膿が出てきます。食べなくなったと思っていたら、実は口腔内の痛みで食べられなかったという子も多いので注意が必要ですね。
余談のはなし。
歯科専門の動物病院は3年ほど前からちらほらと出てきたように感じます。動物病院もそれぞれ専門の科を持つ病院が増えましたね。
全身を診てくれる病院での受診がまず重要なので、そこから専門医療や高度医療を勧められれば紹介を受ける順になるかと思います。ひとつの疾患の原因が症状の出た部位とは違うところから来ていることもあるので臨床経験の豊富な判断の上手い動物病院での受診がまず大事になるんですね。
今夏に獣医さんから直接聞いたことなのですが、今の飼い主さんに多いのが受診前にネットで調べてから来院されるケース。心配なお気持ちからなのだと思います^^; ですが症状から疾患の当たりをつけることは止める方がお勧めです。疾患の判断は獣医師しか出来ません。
獣医師の臨床経験・勉強量とネットの情報は、海と水たまりくらいの差があります。
余談の余談ですが、ざっくり言うと伝統医学などの補完・代替医療は全身を診、西洋医学は専門性があり身体を部位で診ますよね。どちらも大事で動物医療も「専門性があるから良い病院」ではなく身体を全体で診ることの重要性と、両方どちらも選べる日本の動物医療は恵まれた状況になってきたということだと思います。
ペットの歯みがき受講のおはなしに戻ります。
受講で学んだペットの口腔ケア。何が重要かと言いますと!
歯ブラシによる歯みがきです。ふつ~。でもこの普通のケア、出来ていますか?
人間も歯ブラシでの歯みがきが普及したことで現在のレベルにまでなりました。戦後、昭和初期くらいまではひどい疾患が多かったようですよ。ペットも同様、口腔ケアは歯ブラシで磨くこと~!
ここ何年かペットの口腔ケアが流行りになりました。インターペットなどのイベントでも盛況でした。無麻酔の歯石取りもよく見かけるようになりました。
今回受講した歯科専門の獣医師さんは日本のペット歯科治療がひどく遅れていることを危惧しておりましたよ。歯石を取ることがペットの歯科治療だと勘違いされていると。
歯石になる前の歯垢を歯ブラシで除去する歯周病予防がまず大事、そして歯石になってしまったら、その歯石を取った後が本当の治療の始まりだということでした。
横田は正しい治療が欲しいので受診先はよくよく選びたいと思います。
だけどまず家庭でのケアは歯みがきです!子犬の頃から人間社会に適応出来るしつけにプラス歯みがき。人にどこでもいつでも触れられることが大好きな子にしておくことが何より大事です。
介護の現場にいても実感しますがどこでもなんでも触れてOKなことは非常~~に大事なんですよ^^
子犬の時から成犬、老犬になった時、医療や介護への伏線を張るつもりでしつけをする、自分で上手く出来ない場合でも犬を飼ったら良いドッグトレーナーを付けてでもしつけをすることがペットとの暮らしを楽しくすることに繋がります。何より自分が楽で楽しいペットライフを送ることが出来ます。
お勧めされた歯ブラシ。人間用の物を使います。自分もそのうちこちらに変えたいため、間違えないようにごん太用には名前を入れました。こういう作業も楽しいです^^
ブラシが密で機能性のある良い歯ブラシを使うことも大事ですよ^^
嫌がる子にもブラシがかなり柔らかいために、歯ブラシの受け入れ効果にも影響大。
飼い主さまからご要望があればしっぽの和でも花小金井動物病院と同じ価格(送料無し)でお渡し出来ますので興味のある方は横田にお伝えくだされば歯ブラシのご提供出来ます。
回し者ではありません。健康好きの横田なだけです笑
4時間の受講でしたがとにかく。「良い歯ブラシで正しい歯みがきを習慣づけること」が1番重要。
「歯科治療は歯石を取ることではない」の2つがまず大きな学びでした。
気になることはいろいろ質問してみましたが、もっと良い質問が出来るようになるにはまだまだ学び浅い、勉強の始まりにいるなあとしみじみ感じています。上手くお伝え出来るようになりましたら他に学んだことも合わせて歯みがきセミナーが出来たらいいなと思います。
歯ブラシの衛生管理はよく乾かすことです!横田は…今まで使用後に沸かした湯を歯ブラシに掛けて消毒したつもりでおりました。恥ずかしい…。
完全に乾かすこと。なので1日置き使用、2つ使いです。これも歯科専門の獣医師さんから教えてもらったこと^^
正しく学んで楽しく続けようペットの口腔ケア♬でした。
^^ごん太の歯科受診の様子は来年2月にご報告します♬