静けさの時間を
Maribrengaëlです。
2024年が始まりましたが、すでに日々のザワザワ感あり、体感はスピードアップしているように感じています。社会で起こっていることの展開もそうですが、日常での時間の感覚もとてもはやいです。忙しさとはまた別の話で、これこそが、大きな時代の移り変わりの渦中にいるということだと実感しています。
2024年はこのようなスピード感と、連日溺れてしまいそうなほど溢れてくる情報によって、今まで以上に疲弊しやすくなります。2023年にすでにその片鱗を感じていましたが、2024年はそれにスピード感が加わっているので、展開がさらにめまぐるしくなります。だからこそ、この年末から年始にかけて感じていたのは、過去でも未来でもなく今に注力すること、自分に関係ない情報はできるだけ拾わないこと、語るより黙ること、でした。これは私なりの削ぎ落としのようなことで、2024年が山羊座新月で始まり山羊座新月で終わる年ということからも出てきたテーマと同じです。やはり、山羊座新月で始まる年は、自分にとって過剰なものを削ぎ落していかなければならない妙な緊張感があります。
特に、YouTubeなどであれだけ語っておいて、語るより黙るだと?と思われそうですが、必要なことはもちろん語ります。黙るのは、私が語る必要のないことです。ただ心で思っていればいいこと、結果的に自己アピールにしかならないもの、プロに任せておけばいいことなどがあるよなぁと。これは最近のSNS上で感じていたことですが、リアルな場でも同じようにポイントになってくると思います。そこでは、知らなくていいこと、わからなくていいことの見極めもまた大切です。自由に何も考えずにコミュニケーションする時代は終わっているのか…トゥーマッチになってしまうのはいかにも「風の時代」らしいことです。
年始めの新月が起こる頃、大切なのは「静けさの時間」を持つことです。年始に予期せぬ震災や事故があり、まだまだその影響下にある今は心が落ち着かない人も多いと思います。スピード感のある展開に追いついていこうとしたり、情報を過剰に摂取したりしているうちにすでに疲弊している人もいるでしょう。もちろん、震災や事故の当事者である人もいます。今、自分自身にとって「静けさの時間」を持つために、やらなければいけない削ぎ落しとは何でしょうか。過剰だったこと、余計だったこと、飾りだったことなど人それぞれあると思いますが、それをやめることでそれぞれに必要な静けさが守られるようなことです。
Les Chronovoyageurs...
※日本時間 1/11 20:59 山羊座新月 となります。