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Sapporo Catholic Mass Community

2024年1月7日(主の公現)

2024.01.08 05:17

ケン神父のメッセージ:

 皆さん、おはようございます。今日は主の公現の祝日です。この祝日の重要なポイントは、救い主イエス様は、ユダヤ人としてだけではなく、人間すべてを救うために、現れました。私は個人で、この神秘を理解するために、私は勝谷司教様に感謝いたします。なぜなら、1年前に北一条カトリック教会の12時半の英語のミサの担当に選ばれたからです。この体験を通して、主の公現の素晴らしさを感じています。だいたい、いつも参加者の外国人は、長い間札幌で生活するフィリピン人、ヨーロッパ人、アフリカからの留学生とアメリカ人がいます。そのグループは約20人くらいですね。また、100人位の参加者たちは、札幌への旅行者が少しずつお御堂に入ってきます。場所はフィリピン、シンガポール、インドネシア、オーストラリア、韓国とニュージーランドです。彼らは、私たちの北一条カトリック教会の英語のウェブサイトを見て、教会の場所と時間を探してきます。本当に私にとって、そのたくさんの外国人のニコニコの笑顔を見て、今日の主の公現を感じます。おそらく、私たちの札幌は、新しいベツレヘムになるらしいです。それは、星を通して、導かれたのではなく、心の信仰を通してきたことです。素晴らしい体験です。いつもミサが終わってから、その英語のミサの担当のグループは、面白い伝統があります。最後の祈りの後で、一つずつの家族の代表に頼んで、お御堂の前に出てきてもらって、自分の国と札幌に来る理由を発表します。いつもこの挨拶の時に、この教会の英語の共同体を探してくれて、神様に感謝します。ちょうど、この気持ちは、今日の福音の中で、東から旅をした占星術の学者たちの気持ちと同じです。神に感謝の気持ちですね。私は、この体験から色々な体験を学んできます。例えば、この旅人の外国人は、だいたい余裕がある人々です。おそらくフィリピンでは、貧しい人々もいますが、余裕がある人もいます。何年間前からベトナムの信者たちが教会に来始めましたね。彼らはイエス様の生まれた様子の羊飼いたちに似ているそうです。労働者たちですね。生活が難しいですね。生き残るために日本に来ます。そして、神様への信仰を祝うために、日本語に少し弱いですが、私たちの日本語のミサに参加をします。彼らも素晴らしい信者たちです。残念ながら、ベトナムの信者たちは、英語よりもフランス語とベトナム語を使用しますので、英語のミサに参加しません。私にとって、この英語のミサの担当のおかげで、イエス様が生まれた2000年後でも、毎週新しい占星術の学者たちに会います。本当に勝谷司教様ありがとうございます。

 偶然ですが、聖マタイも私の体験もありました。2000年前イスラエルの中で、ユダヤ人たちだけではなく、他の国の人々も、神様に深い関心がありましたので、他の国からエルサレムに旅をしました。彼の福音は、もっともユダヤ人たちがイエス様を理解するために書かれましたが、彼だけは福音者たちの中で、この出来事を記録されています。当時の信仰が深いユダヤ教信者たちも、聖書の内容がわかっていたら、ユダヤ人ではない神様に関心があることが理解できると思います。特に、預言者イザヤは、今日の第一朗読の中で、この不思議な出来事を説明しました。第二朗読の中でも、聖パウロが自分の回心の後で、精神が変化しました。イエス様に会う前に、ユダヤ人たちだけ、神様に選ばれた人間と信じていましたが、初期キリスト教教会の共同体の体験を通して、変化しました。イエス様は全ての人間のためにいらっしゃったと理解できました。人間は皆、イエス様を通して、呼ばれているとよくメッセージを伝えていました。

 主の公現の意味は、人間は神様を探す旅についてです。大昔人間は、神様を自然の出来事で探しました。風、太陽、カミナリ、動物、火山などを通して、神様の力を探しました。昔のギリシャの文化とローマの文化は、神を夢の中と、神話の物語を通して探しました。中国大陸は人間のエネルギーと精神を通して、神様の存在をさがしました。ユダヤ人たちは、一神教を通して自分の歴史の中で神様を探して信じました。キリスト教の特徴は、神様が人間を通して表します。イエス様はその代表です。私たちの人間の愛を通して、神様を表します。

 今日の占星術の学者たちは、自然の星と聖書の書き物とお互いの友人愛を通して、ベツレヘムを見つけました。この星は、民数記22章から24章までに記録されています。マタイの時代のユダや人の信者たちは、この内容がわかっていたので、イエス様の大切な歴史に根拠が与えられます。聖書に記録されていませんが、昔の教会は深い関心を持っていましたので、彼らの名前を見つけました。アジアからメルキオル、ペルシャからバルザール、エチオピアからカスパーの3人です。彼らは、昔の世界の人間の人種の代表たちです。とても不思議ですが、ダビデ王様が1000年前に彼らを預言しました。その内容は詩編72番に含まれています。その中で、神様を探す旅人は、お土産も持っていたそうです。学者たちの贈り物は、旧約聖書の出エジプト記30章に記録されています。その中で黄金は、王様へのささげものです。乳香は、神様が存在する場所にささげる香水のようなものです。没薬は人間の身体のための薬のような油です。この3つの贈り物を通して、学者たちはイエス様に、王様、神様、人間の存在を認められました。

 皆さん、主の公現は私たち一人一人のイエス様への巡礼の旅に似ています。今日、私たちも2000年前の学者たちの旅に呼ばれています。今日のマタイによる福音に記録された物語は、3つの態度を表します。憎しみ、無関心と賛美です。ヘロデ王様と仲間たちは、イエス様のための憎しみを持っていました。当時の司祭とファリサイ派の人々は、イエス様のために、無関心を持っていました。そして、マリア様、ヨセフ様、天使たち、羊飼いたち、三人の学者たちは、幼子イエス様を賛美しました。

 兄弟姉妹、カトリック信者の皆さん、今日賛美している人たちの精神を選択しましょう。2024年の信仰生活を高めるために、昨年よりも、よりよい習慣を通して、イエス様を見つけるために選択しましょう。そして、私たち自分自身が、他の人々もイエス様を探せるように、明るい星になりましょう。また、私たちの教会のための仕事と、愛の業と祈りの生活を通して、世界の戦争や憎しみを減らすために頑張りましょう。ありがとうございます。