〔レポート〕かわべのじかんマルシェ。ワラ筆と写動物!?
岐阜市長良の、うかいミュージアムで不定期に行われる「かわべのじかんマルシェ」。
10月に引き続き、11月も開催されましたよ!
ぎふのふ、このマルシェには、3度目の出店です!
土砂降りだった前回の教訓を活かし、
今回は、紙を使うこともあって、うかいミュージアムの室内・多目的ホールで、ブース開店!
今回も、前回からひきつづき、
"えらべるアート系ワークショップ 二本立て" 形式を採用しました。
* 二本立ての内容は・・・
- 自由に楽しむ! リユース画材を使ったワークショップ(無料コース)
- ちょっとリッチなレア体験! 岐阜のアーティスト×ぎふのふコラボ(有料コース)
今回の無料コースは、「ワラ筆と墨で絵を描く!」
このワラ、実は、鵜匠さんの腰蓑(こしみの)を編む、船頭さんからいただいた、腰蓑の切れ端。
長良・鵜飼屋ならではの素材なのです。
宮内庁式部職であられる長良川の鵜匠さんは、
このワラの腰蓑をはいて鵜飼シーズンを乗り越えています!
墨は、地域の人から、お習字セット一式といっしょに譲っていただいたもの。
紙は、近くのお寺から、沢山あるので、と分けていただいたものです。
「ワラを筆のように使って、墨で紙に絵を描く」
そんなシンプルなアート体験ですが、これまた奥が深いのです・・・!
その先は、レポート写真でどうぞご覧ください。
有料コースは、「写動物 -SHADOWBUTSU- BY 奥村晃史」
岐阜県在住の人気油彩画家・奥村晃史氏の描く動物たちを、
筆ペンでひたすらトレースする、写動物体験。
それはさながら、文字を黙々と写し取る写経のように無になれる体験。
先月岐阜市内で開催された、岐阜アートフォーラム「純情動物園」では、
9日間で400人が体験した(同委員会調べ)超絶人気コンテンツ。
今回は、作家さんから直接、キットを特別提供いただき、
なおかつ、「たくさんの人に楽しんでほしいし、100円でいいんじゃない?」という
作家さんのサラッとした一言で、まさかの破格のワークショップが実現しました!
・・・といってる間に、オープンと同時に、入ってきてくださった、本日最初のお客様!
写動物体験にまっしぐら!!
その後も、写動物には、体験者続々! 皆さんモクモクと写し取ります!
ドヤっ!!
それほんとに筆ペン? って思えるくらいこまやかな線とか。色塗ったりとか。
写すだけでも、みんな違うものが出来上がってくるのが、ほんとに面白い。
写動物コースがやっぱり人気!
待ち時間に、ワラ筆体験をどうぞ、とすすめる。
午後からは、ワラ筆と墨で描くコースが、人気急上昇!
カサつく筆先を上手につかって、それぞれの絵を仕上げていきます。
この細い筆先で色を塗るという、大仕事を成し遂げるのは、低年齢層に多い傾向?
しゃち。水族館で見た しゃちが好きな女の子。前回も来てくれて描いてました! >>前回のシャチ
子供のとなりで、大人も続々参加! (写真右手・奥です。※写真手前は、写動物。)
お父さんお母さんに囲まれて、未就学児さんも、参加してくれましたよ!
親子並んで。 その赤いのは、マルシェ外のブースで人気の鼻笛ですね。
お子さんが写動物体験中に、サササっと鵜を描かれるオシャレなお母さん。
ランチタイムでお客さんが少なくなったところで、、、
お隣ブースの出店者さんもワラ筆体験。
えー、描けん!といいながらも、すごい楽しそうです!!
描き終えた充実感たっぷりの笑顔!!!
やっぱり、どんなときも、絵筆をとると自然と楽しくなりますよねーー!
今回はちょっと隠れた?室内でのワークショップでしたが、
のべ30名ほどのみなさんがブースに立ち寄ってくださいました!
狭いスペースで、席を別のお子さんに譲ってくださって、できなかった大人の方、ごめんなさい。
でも、ありがとうございました。
そんな、優しい方々の好意でぎふのふブースは成り立っています。
今回は、どなたさまも、雨の中をお運びいただき、ありがとうございました!
雨が降っていて、絶景の中でのフリースケッチ、とはいきませんでしたが、
リユース画材の使い方次第で、室内での楽しみ方もあるな、と再認識できたマルシェ出店でした。
でも、いつでも画板は用意しています。 自由にこころおきなく楽しく!が ぎふのふのキーワード!
外の空気を吸いながら描きたい!ってときは、ぜひ声かけてくださいね!
また次回は4月ごろかも? またお待ちしています!
(A)
【追記】次回のかわべのじかんマルシェは、4/27(土)となりましたが
ぎふのふの出店は未定です(2019/2/7時点情報)
NEW> 2019/4/22 追記! ぎふのふ、出店決まりました!
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