死刑執行人とヒーローとヒロイン
死刑執行人の役柄にヒーローとヒロイン役も
含まれるのが観えてきます。
善と悪の観念と構造からの解放、
それに伴う依存からの解放です。
続編です。
癒して癒されて
「死刑執行人」の役から解放されると同時に
「ヒーロー/ヒロイン」役からも自然と解放されます。
手放しの段階で気づいてしまうんです。
「あ、私ヒーロー(ヒロイン)でいなきゃ、て思い込んでた、、」
「ヒーロー(ヒロイン)でいなかったら、
私には価値がない、
私は愛されない、
私には居場所がない、
て信じてた、、」
勝手に気づきます。
ついでに、
「誰の救世主じゃなきゃいけない、
て信じてたんだろう?
誰を救いたかったんだろう?」
気づいて、解放されます。
「悪だと思って闘っていたのて、
裁かなきゃ、て思い込んでいたのて誰に対して?
誰から観た悪?」
問いかけを続けていきます。
芋づる式に心身改善を阻む原因が出てきます。
誰かのヒーロー/ヒロイン役からの解放です。
みんな少なからずこの役を演じたことがあるかもしれません。
イギリスフランス100年戦争で、
幽閉されていたシャール7世、次期フランス国王はジャンヌ・ダルクに救済され
戴冠式を終え国王となります。
しかしジャンヌ・ダルクは魔女裁判にあい、
シャール国王は身代金の支払いを拒否したため、
彼女は火炙りとなったとされています。
私たちの魂の成長の視点から、
彼女が何を教えてくれているのでしょう、?
私たち一人一人の中にいるヒーローやヒロインは
誰を救済し、その人の成長を妨げているのでしょう
、、?
繰り返される誰かへの救済に気づけたら、
癒しと解放のチャンスかもしれません。
私たちはさまざまな形で共依存して生きています。
自分が癒されると周囲も全体も、
過去も未来も今ここにありますので
時間と空間を超えて癒されていきます。
続いて次回は、
ジャンヌが示してくれた大祓詞、
マグダラのマリアと瀬織津姫のアーキタイプとしての繋がり、
についてシェアしてみたいと思います。