松山自動車を寸断した大生院の平成16年度土砂災害(新居浜市)
2024.01.09 02:57
平成16年台風21号の災害は、愛媛県小松町から四国中央市にかけて甚大な被害が生じ、土石流や洪水被害により、松山自動車、国道11号線、JR予讃線、主要な県道が寸断され、四国瀬戸内海側の大動脈がマヒした。四国がこれまで経験したことがない災害でありました。特に松山自動車の通行止めの影響は大きかった。
松山自動車道の直下にあった大生院集落では、この災害で4名死亡、2棟全壊などの被害が出ています。その中で被災後に被災状況の調査と復旧活動あった自治会長さんが、近所住民やボランティアの助けが「地獄に仏のありがたさ」と被災し途方に暮れていた人たちが涙を流しさんばかりに喜んだことを体験で伝えています。
このような災害時には、「地獄に仏のありがたさ」に象徴されるように、地域を越えた助け合いが被災した人々の心を支えることを教えてくれています。
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