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正式譲渡金の変更について

2024.01.09 08:34



この度、2024年1月9日より

正式譲渡金の変更を行うことにいたしました。


〈変更前〉

医療費一部負担金として、


〈変更後〉

初期医療費(※)として、

(例)保護猫・ひじきの場合

・去勢手術費:9,000円

・エイズ白血病検査(1回目):3,300円

・エイズ白血病検査(2回目):3,080円

・3種混合ワクチン(1回目):2,600円

・検便駆虫(1回目):1,800円

・検便駆虫(2回目):1,500円

・検便駆虫(3回目):900円

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  合計:22,180円



(※)初期医療費として行なっている処置は、


①避妊or去勢手術

 (子猫は時期によって未不妊の場合あり)

②エイズ白血病検査・2回分

 (時期によって1回だけの場合あり)

③3種混合ワクチン・1回分

 (子猫の場合は2回分)

④検便駆虫・3回分


です。初期医療費以外の処置代(毎年のワクチン代や健康診断費、風邪などで受診した際の費用)は頂きません。あくまで〝初期医療費〟としての〝実費〟を正式譲渡金とすることとします。初期医療費の内容の金額はかかった病院、購入した駆虫薬の種類によって異なります。


今回、正式譲渡金を実費で頂くことになった理由ですが、


変更前のように〝医療費一部負担金〟としてだと文字通り〝一部〟しか医療費が戻ってこないので

確実に赤字になってしまうからです。

(実費でいただいたとしても、初期医療費以外の医療費は赤字になるのですが、、、)


赤字になるということは金銭面に余裕がないがために、

次の現場のTNRに着手するのに時間がかかってしまうことを意味します。


私の掲げている第一目標である、

〝茂庭台の野良猫全頭のTNR〟

を達成するためには、保護→譲渡の間の赤字を少しでも少なくし、より早く行動しないといけません。




もちろん懸念もあります。


他の団体さんなどと比べると、

正式譲渡金が高いが故に譲渡数が減ってしまう可能性があることです。


しかし、今まで通り大きな赤字が確定しているのに、正式譲渡金を他の団体さんに合わせていては、自分の第一目標は到底達成できないと判断しました。


第一目標が達成できないと、第二目標の

〝茂庭台全頭の野良猫の保護・譲渡〟

に本格的に取り掛かることができないでしょう。



こう言った背景があり、今回のような正式譲渡金の変更を行うに至りました。




これからも私の信念は変わりません。



少しでも多くの子に、温かいおうちが見つかりますように。

自分にできる限りのことを日々精一杯、全ては猫のために。


茂庭台にゃんこ〜おうち見つけ隊〜 山口