『大衆点評』とは?
2018.11.05 05:43
「大衆点評」とは
中国インターネット大手、テンセント・ホールディングスも出資する「美団点評」社(本社:上海)が運営する中国最大のO2Oサイト / アプリです。
大衆点評(「Dazhong Dianping」タイシュウテンヒョウ)社として、2003年に創業し、2015年8月には、共同購入サイトである美団(Meituan)と合併し、新会社「美団点評」が設立しました。新会社の評価額は100億ドルを超え、中国最大のユニコーン企業と呼ばれています。
「大衆点評」は、日本語に訳すと「みんなのクチコミ」という意味で、ユーザにより「店舗登録」、「クチコミ / レビュー」が投稿され、店舗によるキャンペーン設定やクーポン発行、共同購入商品の販売などを通じてオンライン(アプリ)のユーザとオフライン(実店舗)をつなぎます。
大衆点評 海外日本版
- 中国人訪日客の三大関心事である「買物・美食・現地体験」でのマネタイズを重視。
- ほかにホテル、ドラッグストア、為替計算や翻訳、交通情報解説などを配した、まさに訪日旅行仕様となっています。
訪日中国人旅行客2人に1人が使用
- 日本での月間アクティブユーザー数は、中国個人旅行者の50%にあたる20万人以上。
日本店舗登録状況
- 東京、大阪、京都、名古屋、北海道を中心に142エリア、80万以上の店舗・施設が登録されています。
大衆点評でマーケティングを実施している日本企業の例
- 飲食業と小売/流通業の企業が中心となり大衆点評でマーケティングを行っています。
- 大きく分けると、「公式アカウント登録」「アプリ内プロモーション」「小売店クーポン券掲載」「旅行商品予約・販売」の4つが軸となります。
飲食店・小売店クライアント様にとっての大衆点評マーケティングの意義
「附近にいる潜在顧客」にアピール
- 「中国本土全体向けプロモーション」的な広がりはありませんが、実集客のために効率的なプロモーションができます。
- お店の情報・商品の情報を、文章・写真・動画の形で登録できるため、初来店顧客の「よくわからないので不安」な心理ハードルを引き下げることができます。
来店した顧客の生の声が聞ける・コミュニケーション機会を創出
- 公式アカウントの機能でポジティブレビューを育て、ネガティブレビューに適切に対応することが重要になります。
- 訪日リピーターの増加を背景として、リピーター・マーケティングが可能になります。
弊社の中国グループ会社である逸行旅行社は、中国現地法人というだけではなく、中国国内で中国人向けに訪日旅行商品を販売できる、中国旅行業ライセンスを保有する法人です。また、ECでの物販も行うことができます。
- 中国本土において、日本の旅行商品 / グルメ / 現地で受けられる様々なサービス / 物品を、一定のアクセスが見込める複数のECサイトで販売したい
- 日本の小売店 / 飲食店を大衆点評のPOIに登録して公式アカウント運用を行いたい
このようなお客様をサポートすることができます。
株式会社 日本遊 インバウンド・マーケティング担当:info@jpyoo.co.jp