Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

㈱茨城生科研・AGRI WORLD

メロンの発根促進に!

2024.01.10 00:33

平素より、皆々様方には大変お世話になり、誠に有難く厚く御礼を申し上げます。

また、改めてになりますが能登半島地震で犠牲になられた方々に、心よりお見舞いを申し上げます。

さて、年始最初のアップはイチゴではなく

「メロン」

です。

茨城県内でも早いところでは、すでに定植は始まっていると思いますが、これからは「メロン」の定植の最盛期になった来ます。

そこで、「メロン」の活着後からの発根促進対策にお奨めの葉面散布肥料をご紹介いたします。

メロン栽培の重要なポイントの一つは、やはり「根っこ」です。

健全な株づくり・草勢の維持のためには、定植後の初期生育時にしっかりと「根」を張らせることが重要です。

特に、着果負担がかかる「果実肥大期」や「成熟期」の草勢を維持させるためには「初期」の根張りがとても重要になってきます。

そこで、今回紹介するのが

「根っこりん」

です。

この「根っこりん」は、光合成の活性化・養分転流・根の発育を促すコリンを含有しています。

この「コリン」とは

●コリンはビタミンB複合体の1つに分類される水溶性ビタミンの1つです 。        ●コリンは食品にも使われている安全な物質です。                   ●コリンは細胞膜等広く動植物に含有される成分です。                 ●私たちはコリンを作物や動物から栄養素として摂取しています。

  摂取源 野菜、豆、卵黄、レバー、魚類など


そして「コリン」の作用として

●光合成産物を塊根等の蓄積部位への転流を促進させる作用がある事が知られています。

●光合成の促進作用が知られています。コリン化合物の1種はこれらの効果が認められ、植物成長調整剤に使われています。

根っこりんに使用されているコリンは植物成長調整剤とは別の化合物を肥料成分として配しているため、適用作物や使用回数等に制限がなく広く応用が可能です。


肥料成分として 窒素1.5% リン酸5% 加里3%

使い方ですが、メロン定植し活着後に「根っこりん」を2回葉面散布してください。

例として

1回目 定植の10日~14日後に250倍に希釈して葉面散布してください。
2回目 1回目散布のさらに10日~14日後に葉面散布してください。

※必ず交配の前までに散布を行ってください。

県内の実証試験では、根張りの強化や健全な樹づくりに効果が確認されております。

その試験の一部をご紹介します。

上記は5年前に茨城県の品種「イバラキング」で行った試験結果です。

上記の考察にも書いてありますが、初期の散布において着果前の生育は、かなり良かったようです。

※混用している肥料で「グリーンセーフS」となっておりますが、リニューアルし現在は「グリーンセーフプラス」になっておりますのでご了承ください。


農作物において、何んといっても根っこです。

健全な発根を促すためにも、是非ともご利用くださいますようお願いいたします。

なお、本商品は茨城県内のJA様でお取り扱いをしております。