江戸の名物は「伊勢屋、稲荷に、犬の糞」
2024.01.10 02:48
火坂雅志さんの『霧隠才蔵(上下巻)』の中で、江戸の町の名物は「伊勢屋、稲荷に、犬の糞」と言われるほど、伊勢商人が多かったと書かれていました。
霧隠才蔵の話とは全く関係ありませんが、それを読んだ時、「あ、、、そういえば、ひいおじいちゃんは代々「伊勢屋 音治郎」を名乗った伊勢音商店(@霊岸島)の主人だったなー」と思ったのです。
と言っても、僕の先祖が伊勢商人だったわけではなく、ひいおじいちゃん(鈴木幸太郎)は千葉県安房郡の百姓の子です。
ただ、その後、伊勢音商店を営んでいた豊田家の養子に入り、鈴木幸太郎 → 豊田幸太郎 → 豊田音治郎(伊勢屋音治郎)になったという流れ。
江戸幕府が埋め立てた霊岸島(現在の中央区新川)は江戸っ子の下町として賑わっていたところだそうですが、「伊勢屋、稲荷に、犬の糞」と言われる江戸の名物の通り、豊田家は伊勢商人だったのかもしれません。
ちなみに、本は本で楽しめました!
フィンクションとは言え、いつ読んでも真田十勇士の話は心が躍りますし、霧隠才蔵が強くてカッコいい! しかも、羨ましいくらい女性にモテる!
そして、この小説では、豊臣秀頼も真田幸村も霧隠才蔵も大坂夏の陣で死んでいなくて、薩摩へ逃れたという話になっていて、それもなんか、そうであって欲しいなーと思いました。
作り話だとは思いますが、確かにそういう説はありますし、源義経がチンギス・ハンになったよりは信憑性ありますよね。