胡桃割る
https://ameblo.jp/ranyokohama/entry-12350608845.html 【脳の柔軟化】
https://ameblo.jp/ranyokohama/entry-12350609516.html 【脳の浄化】
https://ameblo.jp/ranyokohama/entry-12350610482.html 【脳の覚醒化】
https://ameblo.jp/ranyokohama/entry-12350608053.html 【脳の統合】
https://ameblo.jp/ranyokohama/entry-12350606680.html 【脳の主になる】
https://karapaia.com/archives/52111033.html 【ちょっと不思議。人間の身体に似ている9つの食品とその効能】より
偶然の一致なのか、そういう風につくられているのか、ちょっとしたこじつけなのか、理由はともかく、そういわれていれば似てなくもない人間の体の部位と食べ物が9つほどピックアップされていた。それらの食品は似ているだけではなく、似ている体の部位に効果的な成分を含んでいるという。
1.ニンジンの模様と眼の虹彩
ニンジンを輪切りにした時に見えてくる模様と、人の虹彩はちょっと似ている。ニンジンに含まれるβ-カロチンなどは、高齢者の視力低下を予防する効果があるとされている。
2.クルミと脳
クルミの形やシワは人間の脳にそっくりだ。実際にクルミに含まれるオメガ3脂肪酸は脳の灰白質に良い食品と考えられている。
3.セロリと骨
茎の形がまるで人骨のような形をしているセロリ。セロリには23%のナトリウムが含まれていて、これは骨と一緒なんだとか。セロリは骨石灰化を調節するシリコンの供給源となるそうだ。
4.アボカドと子宮
子宮の形に似ているアボカド。アボカドには軽減葉酸が含まれており、1週間に1回のアボカド摂取で、女性のホルモンバランスを整えて子宮の病気を予防する働きがあるという。
5.貝と男性生殖器
軟体動物である貝は男性の生殖器に良く似ている。そしてまた効果もある。特にアサリは、精子の質を向上させることができる葉酸と亜鉛が含まれているという。
6.グレープフルーツと女性の胸
丸い柑橘系のフルーツは女性の胸に似ている。グレープフルーツには、乳房のがん細胞の形成を防止する"リモノイドという物質が含まれているそうだ。
7.トマトと心臓
トマトを半分に切ると、心臓の心房・心室のように見える多数の区切られた部屋を見ることができる。トマトに含まれるリコピンは心臓病のリスクを減らすと言われている。さらにトマトに オリーブオイルなどの植物油を加えることで、リコピンの消化率は約10倍に増加するという。
8.赤ワインと血液
血のような赤色をした赤ワイン。赤ワインには抗酸化物質レスベラトロールを含むポリフェノールが豊富に含まれている。アルコールが含まれているので飲みすぎは良くないが、赤ワインの摂取で、心臓病を引き起こすとされているLDLコレステロールを減少させる効果がある。また、ワインには抗凝血効果もあり血栓症の予防にもなるという。
9.ショウガと胃
胃の形にそっくりのものもあるショウガ。ショウガに含まれる辛味の主成分ジンゲロールは加熱されるとショウガオールに変わり、胃液の分泌を促し、消化や吸収をよくする働きがあるという。ショウガオールやジンゲロールには、抗酸化作用があり、活性酸素を除去する効果があるとも言われている。
https://acorn.okamura.co.jp/topics/column/2016/06/01/walnut/ 【【赤鬼のつぶやき C.W.ニコル】クルミ(Walnut)】より
クルミといえば、イギリスっ子にはなくてはならないおやつです。少年時代に冬休みを過ごした祖父の家のテーブルにはガラス細工の大きなボウルに入ったたくさんのクルミの実、そしてクルミ割り器が置いてありました。クルミを割ったら実を口の中へ、殻は燃えさかる暖炉の炎の中へ放り込みます。祖母は、「ナッツを食べれば頭が良くなるよ」と、よく言っていたものです。当時は、殻の中のクルミの実の形がちょっと「脳みそ」に似ているからだと思っていました。そして祖母が話していた通り、クルミの実にはタンパク質と必須脂肪酸がたっぷりと含まれているのです。スープやシチューに入れると味に深いコクが出るし、細かくクラッシュしてあるクルミは、アップルパイにケーキ、ビスケットやパンにもよく合います。
アファンの森にもオニグルミがあります。オニグルミの葉や、まだ青い実の殻、そして根は、まわりの植物の成長を邪魔する毒素を出しています。この「ユグロン」が水に溶けると水生昆虫や小さな魚を殺してしまうほどの毒性があるので、アファンの森では小川や池のまわりのオニグルミは伐ってしまいました。
クルミ材はウォールナットと呼ばれ、ヨーロッパや北米で家具の材料や床材として重宝されています。硬くて軽くまっすぐな幹はとても加工しやすいのですが、日本でクルミは材としてはないがしろにされています。でも、長い付き合いのある友人の一人ですばらしい木工デザイナーでもある稲本正さんが、アファンセンターの家具を作るときオニグルミを喜んで使ってくれました。稲本さんの会社で働いている伝統技術を受け継いだ家具職人の方は、おそらく日本で初めての試みとして、表面を漆で仕上げたクルミ材のテーブルを作りました(最初のうちは、そのアイディアは冗談だと思われていましたが)。できあがったテーブルは美しく、とても軽くて、なによりずっと大切に使い続けたいものになったと思います。
リスそして森に棲むネズミの仲間たちは、まだ殻が青く若いクルミの実には見向きもしませんが、熟したクルミは大好物。クルミの硬い殻に小さな丸い穴があいていたら、ネズミにかじられた跡でしょう。リスがクルミを食べたあとの殻は、まっぷたつに割れて落ちているはずです。
アメリカの在来種である「クログルミ」「シログルミ」は、真菌に侵されると根元にコブができやすく、病気に強いオニグルミが日本からたくさん移植されています。オニグルミの実はほかのクルミよりも一回り小さくて殻を取り除くのも骨が折れるものの、中の実は甘く、クルミ割りに精を出すだけの価値あるおいしさです。
ヨーロッパでは、といっても遠い昔のことですが、クルミの殻は染料やインクに用いられ、レオナルド・ダ・ヴィンチやレンブラントも絵を描くときに使っていたといわれています。
日本の森林行政は、建築資材として使うスギやヒノキ以外のクルミなどの木を「雑木(ざつぼく)」と呼んでいます。「雑」つまり使いみちがないムダな木なんて、この世には一本もないと思うのですが!
C.W.ニコル(日本語訳:津久井 文)
https://diamond.jp/articles/-/156284 【なぜクルミは記憶力を高めるのか】より
ミシェル・ショーフロ・クック
児島 修:英日翻訳者 ライフ・社会 脳にいい食事大全
食べ物を変えると、脳も変わる!2017年11月に刊行され、早くも重版の決まった『脳にいい食事大全』。栄養コンサルタントのミシェル・ショーフロ・クックによる「脳のパフォーマンスを最大化するスーパーフード」を連載形式で紹介していきます。
クルミは脳を炎症から守る
クルミは栄養価が高く、脳を炎症から守る。
脳の健康のために、夢中になるべきナッツがある。それは、クルミだ。
クルミは、脳の健康にさまざまなメリットをもたらす。まず、オメガ3脂肪酸が豊富なため、脳の材料となっている脂肪を保護し、脳の炎症を抑えるのに役立つ。
『Journal of Nutrition』誌に掲載された研究によれば、クルミに含まれるポリフェノールは、脳に悪影響をおよぼすフリーラジカルの働きを抑える抗酸化物質として作用する。ポリフェノールはまた、脳の炎症を減らし、脳細胞間の信号を円滑にし、脳・神経細胞の生成を促す。さらに、クルミに含まれるこれらの成分は有害な物質を封じ込めて脳を保護する働きをする。
『Journal of Alzheimerʼs Disease』誌に掲載された研究では、毎日30~50グラムのクルミを食べることで、記憶力と学習能力が高まり、不安も減少する。また、アルツハイマー病の予防効果があることも示唆されている。
生の無塩クルミがベスト
バナナブレッドやブラウニーに入っているクルミを食べるだけでは、脳の健康を保つために十分だとはいえない。また、スーパーのお菓子の材料コーナーに少量で袋詰めされて売られているクルミも好ましくはない。高温で加工されていたり、製造から長時間が経過したりすることが多いからだ。含まれる脂質が古くなったり、高温で加熱されたりしたクルミは苦みが増す。
私のクライアントにも、この苦みを嫌う人が多い。だが健康食品店の冷蔵コーナーで売られている生の無塩クルミを薦めると、その味を気に入る。自然な状態のクルミは、栄養価が高く、しっとりとした豊かな風味がある。1日1つかみ程度の量をおやつ代わりに楽しんでもいい。サラダにまぶしたり、炒め物に添えることもできる。クルミは脳の健康に良いだけではなく、心臓病の原因となる炎症を和らげるため、全身にさまざまなメリットが得られる。