指導者さま向けレッスンのご案内①

バッハのインヴェンションとシンフォニア

コツコツと練習し

全曲を終わらせた生徒ちゃん。

「これを知らなかったと思うとゾッとする」と娘が言ってましたと

お母さんが教えてくれました。

表現がちょっと大げさですが笑

でも、それほどまでに好きみたいです。

はじめはレッスンの中で

一緒にフレーズを探し

練習の仕方を一緒に学び

だんだん自分一人でできるように

なりました。

自分で音楽の中身を分析して

できるようになると

まるでレゴブロックを組み立てるようで

楽しいです。

わたしは子どもの時は苦手でした。

バッハは受験の時に

必要に迫られてやるしかなく

ずーっとエレクトーンがメインで

左手は主に和音を弾くだけの練習しか

して来なかったので

左手でメロディーが弾けないったら…

もう、その時に

「バッハは苦手」「苦痛」

「意味がわからない」

という思考が出来上がりますよね〜。

大人になって

今の師匠に全曲、一から教わり直しました。

まず最初に教わったことは

「まえがき」の言葉

大事なのは「カンタービレの奏法」だそうです！

もう一つ大事なことは「原典版」を使うこと。

わたしが学生の時は、原典版を使ったことがありませんでした。

バッハは春秋社を使ってました。

こちらは親切にフレーズやダイナミクスが書かれてますが、原典版は音符と指番号のみです。

生徒に指導する時も原典版を使います。

わたしは、初めて原典版の楽譜を見た時

「何も書いてないから、どうやって弾いていいかわからない…」と思いました。

でも、原典版を使う意味や

何故書いてないのか

暗黙の了解など

きちんと勉強するとその理由がわかります。

そして、わかった上で演奏すると

本当にこの練習曲が素晴らしいことが

よくわかり、とっても楽しいです。

生徒たちがみんな

この練習曲をやるとは限りませんが

教える立場にある先生方は

迷いなく指導できたり

本当に楽しんでたら

生徒さんたちにも伝わりますね。

わたしは、1がつく日はインヴェンションとシンフォニアの1番、2がつく日は2番、3がつく日は3番、と毎日の日課にしています。

できない日があったり

完璧になんて弾けないけど

この素晴らしい作品を弾かせて

いただけることに感謝の気持ちが

湧いてくるのです。

そして、やはり芸術性の高い作品は

精神も整えてくれます。

音楽が乱れてしまう時は

やはり、自分の心も乱れてます。

わたしは自分の心も見つめることが

できるように思います。

ぜひ、一緒にバッハ先生の素晴らしさを

分かち合いましょう♪

指導者さま向け

「インヴェンションとシンフォニアコース」

1レッスン(1時間)5,000円

曜日や時間は相談しましょう。

現在、音の葉おんがくきょうしつでの空き　状況は、木曜日15時30分〜、18時〜です。

4月から金曜日もレッスンします♪

お気軽にお問い合わせ下さいませ。