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テクニカル分析の種類(RSI)

2018.11.07 03:56

テクニカルって、なんだか難しそう……。 


トレードを始めたころ、誰もがぶつかるのが、このテクニカル。 

複数台のモニターに、なにやらかっこいい、そして、いかにもむずかしそうなチャートや株価の画面。 

 そんな専業トレーダーたちの

「トレード環境に隠されている様々な指標の意味」

について 知ってしまえば、 

 「あれとこれなら、わたしにもわかる!」 

 とトレードの知識からくる自信がきっとつくはずです。


RSIについて


ここでは、テクニカル分析の基本となる様々な機能の名称と、その指標の役割や意味についてをご紹介します。


RSI とは?


RSIはアメリカの証券アナリストのJ.W.ワイルダーによって、1978年に開発されたオシレーター系のテクニカル分析指標です。 

 

オシレーター系とは? 


株価チャートを見るときに「買われ過ぎ」と「売られ過ぎ」を計測し、反転ポイントの予測などに使います。 

 RSIは、「Relative Strength Index(相対力指数)」を略したものだそうです。 

読み方は、「アールエスアイ」と読みます。 

テクニカルを覚えはじめの頃は、こうした用語がわかりづらいですが、覚えると、よく登場するのがこのRSIです。 

ある期間の値動きに対して、どれくらい株価が上下したかの割合をグラフに表した指標です。 

そのグラフが、買われ過ぎか売られ過ぎかの判断の材料になります。 

 RSIが高くなれば売りサイン、低くなれば買いサインです。 

他の指標などと合わせて、勝率を高める工夫をします。 

 RSIの値は必ず0~100の間で推移します。 RSIの50%を中心に、高くなれば売りサイン、低くなれば買いサインと捉えることができます。 


 RSIの一般的な売買シグナルを3つ挙げてみます。 


(1)売りシグナル80%以上、買いシグナル20%以下 (2)売りシグナル75%以上、買いシグナル25%以下 (3)売りシグナル70%以上、買いシグナル30%以下 RSIは設定期間を変更するとその振れ幅も変化します。 

5分足では上がっているけれど、日足、週足では下がっていることがあります。 

RSIを利用する場合は、取引スタイルに合わせて変更してください。 


一般的には週足など、長い時間足で見る方が「だまし」が少なくなります。


MT4を使った実際の取引画面



上の画像はポンド円のMT4を使ったチャートに、MACDとRSIのテクニカル分析を表示させたものです。 

 上から順に、 (1段目)折れ線チャート (2段目)RSIの推移 (3段目)MACDの推移 が表示されています。 

 MACDとRSIが同じ売買サイン(MACDが買いサインのときに、RSIも買いサインであること)をポイントに、売買注文をその通りに出します。 

RSIが50より下で20〜30あたりなこと、MACDが下向きの山から上がってきて真ん中の線の0ポイントにタッチしたときです。 


 まず、(1段目)の折れ線チャートにはサポート&レジスタンスラインが弾いてあります。 

それぞれ、青線(売りサイン)、赤線(買いサイン)が引いてありますが、真ん中にも青線が引いてあります。 


真ん中の青線は、ボックス中央値の中で「売買に意識されているポイント」に線を引いたものです。 


ここは小さく決済指値を入れる場合には、両建てがしやすいポイントになります。 

両建てをするときは、いつもの売買通貨数の二分の一の資金ずつになります。 


しかし、直近でこのラインにタッチして下落してるようなら、突抜けるかどうかはわかりません。 

このポイントも「売り」が意識されている場合が多いといえるでしょう。 


この画像では、真ん中の青線は、ぜんぶが上に突き抜けてはいませんが、下には1グリッド分ほど動いています。 

トレンド相場は見逃すかもしれませんが、安定的な投資を好む人にとっては、この1グリッドは貴重な投資目安になります。 


 一番上の青線は、突き抜けるとブレイクして上に上がることがあります。 

知り合いの億トレーダーと退場した人の両方が、このポイントで買いを入れています。 


その両者の共通点は資金以上の通貨数を売買してリスクを取ってトレンド相場に立ち向かっていることですが、違いは、逆指値を我慢して入れているかどうかになります。 

しかし、その突抜けが「ダマシ」だった場合には、

「そのポイントは【ここまできたら売りポイント】」

としても意識されてる場所ですから、下落することも多いのです。 


ポンドは殺人通貨と言われており、大きく動くときは数円動きますので、思惑と違う方向にいったときに備えて逆指値を必須にするか、違う方向に大きく動いても待てるほどの小さい通貨数で(あるいは大きな資金で)取り組んでください。 


おおむね、突き抜けた後でも、赤線のポイントまで値段を戻しているのが、この画像からもわかると思います。 

なので、大きく決済指値はしませんが、ここでは「売り」という判断をして長く保有する人も多いようです。 


 万一、上に突き抜けても長く保有できるくらいの、小さな通貨数で待ちます。 


下落して戻してきたときの赤線では、買いサインと判断します。 


上から下落してる途中で赤線を突き抜けていくときは売り判断になりますが、ダマシもあるかもしれません。 

※ よくわからないときは様子見が必要です。