コンテスト作品を東京で展示させて頂きます。
がんばって手を動かして11月の播州織大学(コンテスト)の製作は落ち着いてきました。
ずーーーーーっと、1ヶ月半ほど作業をしていた。。
やっと見えてきた所です、トヨタ氏(同チーム)とがんばっています。
彼の絵は衣服をランクアップさせてくれる。
モノクロに一厘の華が,,,,たまらないですね。
先染め織物の播州織と、京友禅の後染め文化を融合させるという企画で僕たちはコンテストを通過しました。
寂 空間 線 という3つのテーマ。
日本の美意識を再確認しようという魂胆があります。
寂、静寂の中に見出す趣。
空間、日本の茶室や畳の部屋などにみられる床の間、そういった部分は西洋建築とは相対し、シンメトリーではなく 空間の使い方 余白になにか感じる物があります。
余白の美。
線、重力により落ちる。
と言う感じ。
製作するにあたって夏、京友禅の職人の方々に会ってきました。
まずはリスペクトからです。伝統に踏み込むのだから無礼なことはできない。
現場はかなり湿度が高く設定されていて、過酷な作業場、
職人さんたちはひたすら型を正確に付けて上から染料を塗っていらっしゃいました。
手加減で色の入り方 表情が変わるので素人が真似できるものではなさそうだった。
基本的に刷り込みブラシで手作業。
しかしエアスプレー等、新しい便利な物も使っていらっしゃいました。
機械でプリントするのとは比べ物にならないくらい鮮やかで、味があります。
作品は撮影許可が下りなかったので掲載できませんが,,
撮影許可が下りたものだけ!
一枚目は型紙
やり方や簡単なアドバイスを頂いて、素人ながらに挑戦することにした。
技術の伝承は時代性も加味されていく。
スマホ世代の僕たちがやるだなんてどうなんだとか思った。
しかし現地の職人さん達は考えが凝り固まっているわけではまったくなかったのです。
職人が固いイメージなのは過去の話なのです。
夜景など近代的な絵を斬新だと言ってやってみたり、
エルメスのストールにはない物を表現するために差別化考えてたり。
むしろ積極的に時代についていこうとしていらっしゃる。
好感がもてました。僕達若手はもっと未踏へ行かないといけない。
とまあ、染めにチャレンジすることにしました。
結果が冒頭の。
本物にまったく見劣りしない出来栄えだと思う。
ウキウキで試着するクボキ氏↓
3ルック発表します。
11月21、22日の二日間東京国際フォーラムにて展示を行います。
MATOi/纏というグループです。
仕上げ頑張らないと。。。。。。!
以下詳細