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なるさ 療育学習室

本の紹介「フランスの子どもは夜泣きをしない」

2018.11.22 00:07

「フランスの子どもは夜泣きをしない」という本を読みました。

自分自身も子育てを始め、なんとなく気になり買ったのですが、予想以上に興味深く読めました。

個人的な捉え方ですが、フランスの子育てのキーワードは「待つ」と「枠組み」ではないかと思いました。


「待つ」とは、子供を観察するということで、例えば、夜泣きでぐずっている時、すぐに抱っこして母乳をあげるということではなく、少し様子をみて、寝ぼけ泣き、おしっこ、お腹がすいた、興奮、暑い寒いなどが考えられます。少し待ち、子供の様子を観察することで、何が必要か分かってくるようです。

他の困った行動も、待ってみて観察することで色々な可能性が見えてくるようです。


「枠組み」とは、子供に「ここまでは~していいけど、ここからはダメ」という明確なルールです。

公園の中で遊んではいいけど、外に出てはだめというようなことです。

フランスでは一見自由に見える子供の振る舞いも、枠組みの中で行われていることが多いということです。


読みやすく、我が家の子育てや療育の考えが整理できる本でした。