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うねりとり技術の大切さ

2018.11.07 23:43

これまでに多くの投資顧問を利用したことがあります。

たとえば、東証銘柄すべてをパソコンで指標を出し、

「売買シグナルが出れば推奨を出します」

というものです。


ところで、わたしたちが使用している証券会社のチャートでも同じように、テクニカル指標は表示させることができます。


これを利用して、勝てるでしょうか?

それなら、誰でも簡単に勝てているはずです。


ところが、みんな勝てていません。


どのタイミングで買っても含み損になることはよくありますが、

それを待つことができなかったり、

資金を守るための逆指値や空売りも、出来る人は多くありません。


空売りを怖がる人は本当に多いです。
多額の塩漬けに耐えることができる人でも、です。


多くは塩漬けに耐えるか、損切りするかで、含み益はわずかまでしか保てないのです。


なぜか、

「含み損は確定しなければ損失にならない」

という思いから

「塩漬け」にしてしまうのですが、

含み益はすぐに確定するため、大きな含み益にすることができにくいようです。


どうしてなのかはわかりませんが、

含み損の時以上に、含み益のときは、落ち着きや冷静さをなくしてしまうみたいです。

かえって焦るのか、青くなるほどです。

これは不思議ですね……。


さて、売買タイミングですが、たとえば普段使っている証券会社のチャートでも、RSIやMACDなどを示すことができたりします。


今日、買いサインの出ている銘柄も、探せばきっと見つかることの方が多いでしょう。


しかしこれで稼げるわけではなさそうです。

人には心理があり、チャートも生き物のようにそれを反映しています。



のような、保有しつづけることへの不安が生まれたりします。


買うときに、もっと確信のある根拠を持っていないと、気持ちがブレてしまうようです。


こういう、根拠のうすい売買は避けた方が賢明です。


根拠のある売買だとしても、うねりとりでは、打診買いでは売りと買いの両建てを行うことがあります。

思惑が当たっていれば、反対売買した分は無駄になりますが、そこは経費として割り切ります。

そして、思惑が当たった方向に段階ごとに増し玉をしていきます。


この増し玉は、含み益になってるときに行うと、1円動いただけでどんどん含み益が増えるので楽しいです。

でも、平均取得単価が上がってしまうので、なかなか不安でできません。


含み損のときは、平均取得単価は下がりますが、含み損が増えるのでメンタルに響きます。


増し玉は精神的なものへの影響で、なかなかできない技術になります。


でもこの増し玉と空売りができるようになると、格段に売買技術が向上するので、ボラリティのある銘柄に入りやすくなったり、

打診買いで変なタイミングで売買してしまったときも、両建てをすることで大きな損失を防ぐことができます。


トレード塾ロゴスの日本株コースでは、このような売買技術についてレクチャーをしております。


うねりとりは、理論は簡単ですが、タイミングやメンタル面にコツがいるため、練習された方が上達が早いでしょう。