惜別 ソフトバンク2018戦力外(3)五十嵐亮太
ヤクルト、そして大リーグで活躍した五十嵐亮太が
福岡ソフトバンクホークスに入団したのは、2012年オフ。
五十嵐が33歳の時だった。
この年リーグ3連覇を果たせず2位に終わったホークス。
勝利の方程式の一角に期待されて入団。
13年はセットアッパー、そして後半はクローザーとなり
51試合に登板し、3勝3敗12セーブ。
翌14年はサファテが入団。
サファテと五十嵐、どちらがクローザーになるのか注目された中。
五十嵐がセットアッパー、そしてサファテがクローザーに。
これがはまり、
五十嵐は44セーブを挙げ最優秀救援賞を獲得。
サファテが37セーブを挙げ、チームは3年ぶりの優勝、日本一を達成する。
・・・と数字だけ書くと偉大だが、2014年の五十嵐は7月には月間MVPを獲得するなど前半は頼りになったが、9月は酷かった。
サヨナラ負けあり、連続押し出しあり、
押し出しに関しては五十嵐の四球病がほかの投手にも移ってしまって
最後の最後にオリックスを破って優勝というドラマを大きく演出したことになる。
中継ぎ投手って押さえて当たり前。
打たれたら「何やってるんだ」と言われる可哀そうなポジション。
あらためて数字を見ると
ホークスでの6年間で
270試合に登板
13勝7敗16セーブ
そして106ホールド。
かなりの数字を残しているのだが
改めて思い出すと
札幌ドームで観戦した試合で確か中田翔にホームラン2本は打たれたよなぁ
とか
登板してピンチ作って降板すること多かったよなぁ
とか
悪いイメージが強く残っている。
去年なんか6勝0敗なのにね。
日米合わせて21年
中継ぎだけで65勝は、歴代最多。
65勝
70セーブ
161ホールド
上原が全部100だってシーズン中報道されてたが
五十嵐のこの数字もすごいよなぁ。
本人は現役続行を希望。
来年40歳の五十嵐をマウンドで見ることはできるのか?