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ピアノ弾きの覚書

田舎

2024.01.12 22:53



影絵のごとく美しい

田舎の夕方。




寒くても空気がいいせいか?

都会にいる時みたいな寒さをあまり感じない。




いつものコースでお墓参りに行って挨拶、

新しいお肉屋さんでまとめ買い、

そしてハチミツ🍯を頂きに行く。




その場で瓶詰めしてくれるこの生完熟ハチミツ、

一度食べたらお店で買う気がしなくなる。





日本にいる甥っ子は

このハチミツしか食べないらしい。

生徒さんにあげたら、彼女の娘さんも同じだとか。

子供の味覚は純粋なのだろうか

一般的なハチミツは、テクスチャーを保つためと甘みを増すため(完熟前に摂るから)、

熱処理されて売りに出る。


すると、えぐみが生じるのだそう。

加えてハチミツ本来の栄養価が熱処理で無くなってしまっている。




なので、この完熟生ハチミツは

今時貴重な味なのです。



でも毎年蜜蜂が大量に減っていて

いつまで採れるかわからないよ、

とおじさんが言っていた。





そういう環境を作っているのは

紛れもない、人間なのだ。

森の近くの畑をヘーゼルナッツ畑に企業が変えてからというもの、

虫の駆除で殺虫剤がこれまでの何倍になり、

蜜蜂たちもその犠牲になっている。



なんということだ。






鼈甲のように美しいこの田舎のハチミツ、

いつまで口にできるのだろうか。