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The Weekend Traveler

ノスタルジック宜蘭 後編

2024.01.14 11:42

麒麟が迎える町、宜蘭。

そして大好きな食器博物館がある町、宜蘭。


個人的な趣味の世界ではあるけども見どころ多過ぎて後編に突入。

台灣碗盤博物館で眼福がピークに達した瞬間、それがこのタイル。

元々は日本がヨーロッパで流行っていたモザイクタイルを真似して作ったいたのを統治下の台湾に持ち込み、見事に台湾でローカライズされ、台湾の家を彩るものになったとさ。

龍とかこういう柄は台湾独特のもの。

他にも台湾独自の柄としてはこの南国やしの柄が有名。ゆるすぎる船の描写とか可愛すぎる。

こちらは入り口にあった海老柄と同じく台湾ではお馴染みの魚柄。これも魚は秀でる、みたいな意味と海老は活躍って意味があるそうで、演技が良いと昔は体量に描かれた柄。

しかし手描きのクオリティはさまざま。

ベランダにはたくさんのやきもの達が、一旦置いとくね、のテンションで所狭しと並んでいる。

戦時中のこんなものまで陶器。

何でも作っちゃったのね。

博物館の前にはリラックスの化身みたいな犬が2匹、ダラダラしてて、隣の家のおばあさんに傘の柄で小突かれていた。

今はすぐ虐待とか言われそうだけど、犬とおばあさんが対等な感じがしてかわいかった。犬、ダラけすぎだし。

博物館を出たら水田にこの空。

田舎といってしまえばそれまでだけど、風が気持ちよくて、みんなゆったりしてて、とてもよい場所だった、宜蘭。


台湾に来ても台北はハイピッチで日常が回る。たまにまた離脱して来ようっと。