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ピアノ弾きの覚書

聞く

2024.01.15 22:57



少し前にYouTubeで年代の近い日本人ピアニストを聞く、と書きました。



その後自分で学んで、自分の音楽になってくると、今度は一切聞かなくなります。

その人の演奏が憧れる演奏であっても

最終的に自分が生み出す音楽は異なるから。



それとはまた別の話しになりますが、

“聞いている”時と“聞き取れる”時、

この差は演奏に反映してくる、

と思います。

弾けるようになると、なんとなくこういう感じ〜で聞こえていた部分が、明瞭に聞こえて理解できるはずです。

逆を言えば、弾けない所は

まだ聞き取れていない所であることが多いです。



ほら、語学もそうじゃないですか?

聞き取れるものは自分も話せる、

そんな感じ。




例えば私の場合、

アメリカ英語を聞き取るのは苦手です。

私の発音はどちらかといえばイギリス英語“寄り”です。

だって、アメリカ英語、

早いし、口の中でワウワウRが溢れて

聞き辛い😅




だからアメリカ英語を話す友人と

意図的に時間作ったりしてみるときもあります。




音楽も全く同じように思います。

ないですか?


ある日弾けるようになったことを自覚した時

今まで聞いていたお気に入りのCDが

明瞭に聞こえた、という現象。




自分で演奏していて、

自分が曲に追われずに、

曲が自分についてくるようになったら

聞こえてきた表れです。





さてと、勉強するか。






↑どんなに寄っかかっても倒れない

デザインチェアー




そういう演奏になりたいものです。