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kanagawa ARTS PRESS

音楽堂アフタヌーン・コンサート 山田和樹指揮 東京混声合唱団 特別演奏会 横浜能楽堂で聴く 伝統芸能と合唱の出会い

2018.11.13 15:00

2018年8月23日(木)  横浜能楽堂

3年目の今年は音楽堂が工事休館のため、お隣の横浜能楽堂で開催。会場にちなみ「伝統芸能」をテーマとし、マエストロの選曲で日本と世界の伝統芸能を基に生まれた作品をお贈りしました。その内の一つ、長野県碓氷峠の民謡を題材とした柴田南雄作曲『追分節考』では、関一郎と藤原道山の尺八奏者が登場し、男声パートとともに客席内を歩き、聴衆を取り囲むように演奏。親密な空間を包み込む様に響く歌声に2本の尺八が加わり、神秘的な世界を作り出していました。合唱団の即興演奏による「フリージャズ」では、来年の音楽堂公演のテーマ「ジャズ」の布石となる新たな試みとなりました。


お客様の声

毎回聴いているのですが、今回は特に感動いたしました。すぐ近くに演奏者が来てくれたことも大きかったと思います。会場も格別でした。(80代男性)

クラシックだけしか歌わないかと思っていた合唱が日本の伝統芸能である曲を歌うとは思わなかった。客席から歩き合唱するのも音色が多方面から聞こえて良かった。(60代女性)

山田さんのトークのおもしろさ。演奏曲と会場が大変マッチしていて、雰囲気がとてもよかった。(50代女性)


Photo

©青柳 聡