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相模原の学校給食をよくする会

#相模原給食アクション 2024/1 給食無償化について考えよう②

2024.01.20 12:16

先月の #相模原給食アクション は、「給食無償化について考えよう」という提案をしました。

今年1月〜3月に実施される相模原市の給食無償化が不平等なものであることを、さらに多くの方に知ってもらい、本来のあるべき姿を考えていただきたいので、今月も引き続き、「給食無償化について考えよう」という提案をします。


まず、私たちは給食無償化には賛同しない考えを持っています。

これはSNSでもこれまで何度も発信してきました。

賛同はしていませんが、反対はしていません。

なので、「給食無償化を求める署名活動をするから協力してくれ」と言われたら、情報のシェアはしたとしても、署名活動に参加するなどの署名集めの協力はしないでしょう。

無償化に賛同しない理由はいくつかありますので、それはまた改めて発信しようと思います。


しかし、相模原市が現在実施している給食無償化による子育て世帯支援は「不完全なもの」「差別的なもの」として異議を持っています。

前回の給食アクションに書いた通り、給食費支援の対象は「相模原市立小学校に通学している児童」のみ。つまり、市立小学校に通っていない児童を「排除」しています。

市立小学校に通学していない児童とはどのような児童がいるのでしょうか。思いつく例を挙げてみます。



このような子どもたちを相模原市は「排除」しているのです。私たちはこのような物価高騰対策を「子育て支援」と思うことはできません。


愛知県清須市は小中学校の給食費を無償化するとともに、市立小中学校で給食の提供を受けていない児童生徒へも「学校給食費等臨時給付金」として給食費相当を支給しています。


「学校給食費等臨時給付金」の対象児童生徒の例は以下の通り。

相模原市が「排除」している児童生徒を対象としています。


今回、相模原市が3カ月限定で実施している給食無償化は「物価高騰対策」が目的。市立小学校以外でお昼ご飯を食べている子どもも当然物価高騰の煽りを受けています。それなのになぜ対象から排除したのか、いくら考えても理由がわかりません。

この支援を問題があると感じる方がどのくらいいるのだろう、と疑問を持ったので、Twitter(現X)でアンケートをしてみました。


過半数の方から「市内在住全ての児童を対象にすべき」とご回答をいただきました。(「問題ない」と感じている方のご意見も伺いたいのですが、残念ながら現時点でどなたからもご意見を頂けていません。)


現在、私たちはこの差別的で不平等な子育て支援を差別のない平等な支援にすることを求めて、署名や議会への陳情を提出することを検討しています。要望の内容としては「物価高騰対策のための給食費(昼食費)支援を1月まで遡って対象外だった児童にも支給すること」を求めたいと思っています。具体的な方法は決まり次第お知らせしますので、その際はご協力をお願いいたします。

署名や陳情とは別に、多くの方から「平等な支援にしてほしい」という意見を市に届けることも必要だと思っていますので、今月のアクションは先月に続き、「給食無償化について考えよう」とさせていただきました。

皆さんのご意見を相模原市学校給食課に送ってください。

ご意見は以下のリンク下部の学校給食課(給食経理班)まで。

ご意見を送ったり、相模原市の給食無償化について発信したら #相模原給食アクション のタグをつけてSNSに投稿をお願いします。


※「子育て支援」として給食無償化した行政の方は無自覚かもしれませんが、そこには「差別」「排除」が含まれているということに気づいて欲しいという願いを込めて、今回はあえて「差別」「排除」と強めの言葉を使わせていただきました。