大江戸交響楽団　第２２回定期演奏会

1月１４日　練馬区光が丘IMAホールにて、大江戸交響楽団 第22回定期演奏会が開催されました。

大変お世話になっております横川先生が指揮者・マエストロです。

 ネフでお世話になるいつもの横川先生は、折り紙を折ってくれて、

「風飛行機」で一緒に楽しく走り回ってくださっています。

 この日の先生は様子が全く違い、 舞台の上でカッコイイ黒いスーツに身を包み、

 先生の動きひとつで、オーケストラの方全員を動かし、1つにする中心の人。

 私たちには背中しか見えません。

 でも先生は背中で見ていらっしゃり、「お客様は今こうだから、みんな、こういう音を出すよ！」

 と、その場所での１番最高の音楽を作り出していらっしゃいました。

 同じ曲でも２度と同じ演奏は無く、今回のオーケストラのメンバーと、

 今回の観客で作り出される唯一無二の贅沢な２時間。

 先生は、そこの空間にいる全員を体中で感じて指揮をとっているので、たくさん汗を掻きます。

 そして時折、ポケットからハンカチを出しておでこをサッと拭きます。

 そしてまた、サッとポケットにハンカチを戻し、次の演奏に入ります。

 良い演奏が出来た奏者には、都度、「うんうん、いいよ」と頭を縦にふりその奏者の気持ちをあげ、

 他の奏者全員がそれを感じ、オーケストラがより、ひとつになります。

 コンサートマスターという、指揮者の意図を汲み、バイオリンを弾きながらオーケストラをまとめる人は、

 時折椅子から体を持ち上げて「うん！」と音楽に熱を加えます。

 そしてそれを見て聴いている観客もそれを感じ、第２２回定期演奏会が完成しました。

 今、オーケストラのドラマが放送されていますが、

 生でその一挙手一投足を見たり空気感を体験できることで、

 またひとつ見方が変わるに違いありません。

 私たちのように演技をする人には、とても有意義で贅沢な体験です。

 更には、大江戸交響楽団さんは、なんと、小説になり映画にもなった 「オケ老人」

のモデルとなったオーケストラなのです！

 あっという間の２時間、また来年が楽しみです。無料です！

 この様なご縁が持てたこと、ネフの子に体験させて頂けた事に心から感謝いたします。

 またまたネフの合言葉 ”ありがとう” ございました。

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