みゆき通りの新しいベトナム料理店に野菜フォーが!
箸の持ち方が悪い写真しかなく恥ずかしいですが(笑)、この度、姫路市のみゆき通りにあるベトナム料理店「SAIGON 333 RESTAURANT」に行ってきました!
私は一昨年に姫路市内のベトナム仏教の寺院である大南寺を訪問する等、在日ベトナム人コミュニティとは関わりを持ってきましたが、ベトナム料理店には行ったことがありません。
理由は簡単、私は菜食主義者ですが、これまで私が知っている西播地区のベトナム料理店は肉料理のイメージしかなかったからです。(笑)
「その店ってどんな料理なの?」
「牛肉とかを使ったのが多いですね。あ、これは鶏肉のメニューですが。」
「どれも無理ですね。💦」
というような感じで、ベトナム料理は食べた経験がありませんでした。
ところが、昨年11月に出来たこの店では、野菜フォーという商品が売ってある!
店の人に確認して精進料理であることが判ったので、食べてみました。
ベトナムでは大乗仏教が盛んですので、精進料理も実際にはあるようです。
この野菜フォーの「フォー」は、お米で作った麵です。実は、だからこそ私は「一度は食べてみたい料理」でした。
よく「日本の食料自給率は低い!」と言われていますが、令和4年の農林水産省のデータでは、米はカロリーベースが99%で生産額ベースだと100%、同様に野菜は75%と87%、魚介類は49%と41%、という風になっており、さらに米や野菜については国内生産額が増加傾向にあり、今後戸別所得保障制度の導入を始めとする適切な政策を行っていけば、更なる上昇が見込まれます(出典:農林水産省「令和4年度食料自給率について」)。
しかしながら、小麦に関してはカロリーベースが16%で生産額ベースが17%であり(出典同)、畜産と並んで食料自給率を押し下げている状態です。
肉を食べない菜食主義者の私もベジカフェのラーメンを好んで食べていますし、私の地元のたつの市は素麺の揖保乃糸の産地。さらに醤油の材料にも小麦が使われており、小麦の自給率が低いことは由々しき問題です。
たつの市では米と小麦の二毛作を行うなどして小麦の自給率上昇に貢献をしていますが、残念ながら日本全国には波及しておらず、また二毛作が難しい地域も実際にあることから、小麦の自給率の改善にはなお課題があります。
とは言え、麺類が好きな日本人は多い!
そこで、日本では元から自給率が高い上に、海外からも日本に輸出しようという圧力がかかっている、いわば「供給過多」の状態であるお米で麵類が作れるのであれば、需要と供給がマッチするのでは?と考えました。
問題は「日本人に合わない味であったらどうしよう」と言うことでしたが・・・。
少なくとも、今回食べた野菜フォーはとても美味しかったです!
味はこれまでベジカフェで食べてきたラーメンと同じぐらい美味しく、また、小麦の麵よりもむしろしつこくなくてお腹に入りやすい感じでした。
またこの店に関して言うと、量もお腹いっぱい食べられるぐらい入っているのも良い事です。(笑)
皆様にもおススメです!