緑豆とフォニオで「あわぜんざい風」
もう15年以上も前ですが、
浦安に住んでいたころ、浅草「梅園」という甘味処がイクスピアリに入っていて、
そこの「あわぜんざい」が好きでした♡
ずっと粟だと思っていたのですが「もちきび」だったんだと、ホームページをみて今頃知りました(笑)
その思い出の「あわぜんざい」を模して、
緑豆と古代雑穀フォニオで作ってみました♪
「あわぜんざい」は、美しいこし餡でしたけどね。
小豆の半分ほどの大きさの緑豆。
色こそ違いますが、味も形も小豆にホントによく似ています。
浸水しなくても柔らかく煮えるところもありがたい。
緑豆1カップ(200g)煮たら、かなりたっぷりになりましたので、ぜんざい目的なら、半量ぐらいでもよかったかも。
いつも作る小豆麹の調子で、たくさん茹でてしまいました(笑)
フォニオは100gを倍量の水で炊きました。
小鍋に、フォニオと水を入れて弱中火で5分ほど火にかけます。
ナッツのような香ばしさと甘味があります。
今回はスイーツにしてみましたが、ピラフやリゾットなど、主食の代用に向いています。
<フォニオの機能性>
フォニオには難消化性でんぷんが多く含まれ、GI値(血糖値の上がり方を示す指数)は白米の5割程度に抑えられるという結果も出ています。
またメチオニンやシスチン、ロイシンといった、美容や運動によいとされる必須アミノ酸を豊富に含み、ミネラルやビタミンの含有量でも玄米を大きく上回っています。
もちろんグルテンフリーで、一般的なアレルゲンも含まれていません。
古代から受け継がれるスーパーフード。
農薬や肥料も一切使われていませんので、自然な味を安心してお楽しみください。
<緑豆の効能>
緑豆には、血中脂肪を下げる・コレステロール値を下げる・抗アレルギー・抗菌・抗癌・食欲増進・肝臓や腎臓の保護などの効用があると言われています。
また、解熱、解毒、利尿の作用もあり、むくみ改善の効果もあるそう。
どちらかというと、夏に積極的に食べたい豆のようですが、「のどを潤して渇きを緩和する」という効用もあるそうなので…
絶賛ダミ声の私は、今はそれに期待して、スーパーフードと共に食養生したいと思います。