双子が描いた絵

　双子の娘たちが6歳のときに、ドビュッシーの曲を聴きながら描きました。2人とも自分のピアノの発表会のときの様子が思い浮かんだそうです。一卵性双生児であっても、絵のタッチや雰囲気は全く違います。ただ、体験して感じたことを素直に描いたというのは同じでしょう。

　生まれ持った感性を、見る側もそして大人たちも素直に受け取ってあげられたら、子どもたちの可能性をもっともっと広げてあげられるのだと思います。

　私の絵画教室は、今年4年目をむかえ、教室としてもだんだんと成熟してきたように感じます。一人ひとりの個性を尊重し、お互いが認め合える雰囲気をこれからも大切にしていきたいです。