【透念気(とうねんき)】
【透念気(とうねんき)】
直訳的に表現すれば
「心を透明にして広く多角的に感じ取る心の気」
「目に見えないものを読み取る力」
ということではありますが、
超能力や霊感などではなく、自分に起きた様々な出来事や、その出来事が起こるまでの過程を考えていったとき、
そこに辿り着くまでの自分に差し伸べられた人々の手や、手を差し伸べてくれようとした人達の心の気を読むということ。
ときに、その差し伸べられた手が自分を傷つけられるようなイヤな出来事や物事だったとしても、
例えば耳の痛いことを言われたとか、面倒だと思うことをしなければならないことになったとか、責任を任されたとかもそう。
その人達にもバックボーンがあるということ、その人達にも立場や環境や心があるという事、自分の成長のために気付かされるべきことだったのではないかという事、
それらを察する氣が自分にあるかどうか・・・ということ。
相手への感情によって一喜一憂するのでは「透念気がない人」ということになる。
さー!それならば透念気で察してやるぞ!では、全く心が透明ではないということ。
自分には、そういった透念気があるのだろうか、透念気で森羅万象を見ることが出来ているだろうかと、己の心に問う事ができる人は「透念気のある人」ということ。
「透念気」とは、誰もが持っている五感の延長であって、何となく感じられる「心の氣」の事。
目に見えないものを見る力とか、不思議な超能力的なものではなくて、心の在り方次第で気付けること。
「気が乗らない」「気が合う合わない」「なんだか気が騒ぐ」というのも、この「心の氣」
良い事でも悪い事でも、自分の周りに起こる現象をキャッチする力、受け入れる力ということ。
それは「神を知るということ」
「神」という言葉は東洋の思想、哲学であって、自然そのものや自然の法則、宇宙全体やエネルギーの氣のこと。
(簡単に言うならば、そこに天の神様の力を感じるとか、天の神様がそこに居ると感じるということかな。)
宇宙全体が神ということだとしたら、私たちは、その宇宙の中に在る「地球という惑星に居る」ということ。
その地球という惑星の中には「自然界(日本は四季も)」が存在していて、
その自然界の中で起こる全ての事象(森羅万象)は、人間そのもの(自分自身)を知るためにも良く理解する必要があるよと説かれています。
人間関係で悩む人は、この自然界の成り立ちを知ると良いし、この世の全ては陰と陽だということ、また私たちはその中の一部として生きているということを知ると、少しずつ心が救われていくんじゃないかな。
それから「自分というエネルギー体」の中にも小宇宙が存在することを知ると、自分を救うのは「神という外側の存在」ではなく「自分の内側の世界」 だということも説かれています。
全ての事象は(イヤなことも嬉しいことも)「自分の外側」で起こっている事では無く
「自分の内側(心)」から作られているものなのだと知ることが出来るようになるということ。
とっても簡単に言えば「誰にでも事情があるよね」「お互い様なんだよ」ということが本当に理解できているか?自分の心に在るその感情は、自分自身で作っているんだよ?ということ。
例えば、その怒りはどこから湧いてきたのか?相手が悪いのか?相手のせいか?
それよりも、相手が何を言わんとしているのか?そもそも相手を信じられているのか?
人と人が出会えば、集れば、そこには必ず氣が生じますから、その氣をどう扱っていくかなのではないかと、道子は考えます。
透念気がある状態にするぞ!と力んだり、透念気で物事を見るぞ!と唱えているようでは心が透明ではない。
意識するのは「透念気があること」ではなく「透念気がないのではないかと己の心に問うこと」
透念気がないのであれば省みて、透念気があるように変わっていくようにしていきましょう。と、算命学の高尾先生は説いています。
このブログを綴った直後に、たまたま目にしたブログ。
初めて見たブログ【安武信吾さん】
言い表せないシンパシーとシンクロニシティ
このあと、いくつもの記事を読み続けました。
(以下コピペ)
想像力に富んだ人の特徴とは何か
人の気持ちがわかる
コミュニケーションに優しさがある
物事を多角的に見ることができる
固定観念にとらわれず柔軟に物事を考える
目には見えないものを感じ取る
共感力があり寄り添うことができる
心の琴線が鋭いため本質を見抜く力がある
想像力が欠如した人の特徴は、その逆。
スマホやPCなどに依存し、検索ですべてを解決しようとする習慣が身につけば、想像力はどんどん失われる。
きっと占い依存もそう。誰かの答えに全てを委ねていては、どんどんと自分の生きる力も自信も失われていくのだろうなと思う。自分の力を信じよう。そして、井の蛙になって傲慢になってしまわないように、想像力を持って人の言葉に耳を傾けて、自分自身に問うようにしようと心に誓う・・・
そして今日(26日)は今年最初の満月
陽の極み
ドロドロと溜まった不必要なエネルギーは、陰の極み(新月)までに手放し放出していこう。
【追記】
安武さんのブログを貼るにあたって、無断で貼ったりコピペすることに後ろめたさがあったので、メッセージさせてもらいましたら、ご本人から快くお許しのお返事をいただきました。
ありがとうございました☆彡