夏はペットの脱走にご注意を!|かわさき高齢者とペットの問題研究会通信 2023年7月号(23号)
川崎市公認の登録ボランティア、かわさき犬・猫愛護ボランティアの中から生まれた「かわさき高齢者とペットの問題研究会」より、ニュースレターをお届けします。
今回は、暑い夏に向けて役立つ情報をご紹介します。
花火、雷は大嫌い!
夏の風物詩と言えば花火。子供の手持ち花火から大掛かりな花火大会まで、さまざまな楽しみ方があります。
でも、犬や猫などペットの多くは、ふだん見慣れない光や大きな音が大嫌い。ソワソワしたり、物陰に隠れて震えていたり、恐怖のあまりパニックを起こしたりすることもあります。
花火から遠ざけるのはもちろん、花火や雷雨の前に、あらかじめカーテンを閉め、ペットが安心して身を隠せるケージなどを用意しておきましょう。また、おびえている時には、おおげさになだめたり、無理にリードでつないだりするよりも、なるべく自然にふるまう方が、「なんでもないんだよ」とペットに知らせる効果があります。
出入りが多いと逃げ出す機会も!
屋外で花火などを楽しむ際には、人の出入りも多くなります。あわてたペットが外に逃げ出してしまうのも、こんな時です。ふだんはおとなしい子が網戸を破って飛び出すこともあり、そのまま迷子になってしまったり、事故にあったりするケースも多いのです。
親戚などが集まる機会も増える夏休み、ペットのいない人や子供には、ドアや窓の開閉に注意を払う習慣がありません。ペットの脱走には、飼い主がふだん以上に気をつけましょう。
盆踊りやお祭り、大勢が集まっての会食など、日常とちがう気配や音にも、ペットは敏感に反応します。なるべく「いつもどおりだよ」と安心感をもたせてあげてください。
豆情報:ペットの熱中症
熱中症のリスクが高まる夏、ペットの熱中症にも注意しましょう。ニュースレター12号でもお知らせしましたが、予防対策と、熱中症にかかったペットへの対処法は、ぜひ覚えておきたいものです。当研究会でもアドバイスは可能ですので、お問合せください。
かわさき高齢者とペットの問題研究会通信 2023年7月号(23号)
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