「ペットと暮らす幸せ…でも、その陰に…」シンポジウム開催のお知らせ|かわさき高齢者とペットの問題研究会通信 2023年2月号(18号)
川崎市公認の登録ボランティア、かわさき犬・猫愛護ボランティアの中から生まれた「かわさき高齢者とペットの問題研究会」より、ニュースレターをお届けします。
今回は、研究会が主催するシンポジウムのお知らせです。
ペットと暮らすということ
2022年の犬の飼育頭数は約705万頭、猫は約883万頭。このレターをお読みのなかにも、ペットと暮らしている方がおられるでしょう。ペットは生活に笑顔と安らぎ、生きがいをもたらす存在。高齢者の心身の健康維持にも、効果があると考えられています。
一方で、ペットを飼い続けるためには労力と経済力が必要です。独居高齢者の増加とペットの長寿化が重なる現代、良きパートナーであるはずのペットが、飼い主の暮らしと周囲を圧迫し、深刻な社会問題を引き起こしています。介護・福祉の現場で直面することも多いのではないでしょうか。
シンポジウムを開催します!
当研究会では、この問題をテーマに、専門家をお招きしてのシンポジウムを開きます。介護・福祉にたずさわる方、ペットと暮らしておられる方、ペットを迎えることを考えておられる方、どうぞお気軽にご参加ください。
すでにチラシをお配りしておりますが、日時は以下のとおりです。お申込み、お問い合わせは当研究会まで。
日時:2023年3月5日(日)13:30~15:30
会場:川崎市動物愛護センター
参加費:無料(事前申し込み制)
登壇者ご紹介!
今回のシンポジウムでは、「人と動物の関係学」に造詣の深い横浜国立大学の安野舞子氏、ならびに高齢者福祉、介護の現場とペットの問題等を長く取材してこられた朝日新聞編集員の清川卓史氏にご登壇いただきます。
決して他人事ではない諸問題について、詳しくお話をうかがいます。
かわさき高齢者とペットの問題研究会通信 2023年2月号(18号)
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