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AIスピーカーとIOT家電

2024.01.28 11:28

頸髄損傷患者の間でもAIスピーカーとIOT家電は人気で

既に家中の家電を置き換えている人も増えてきた。


御多分に漏れず、我が家でも少しずつ、

安くできるところから導入を進めている。


人工呼吸器の加湿器にスマートタップを取り付けて

加湿具合が調整できるのはありがたい。


スマートプラグはAIスピーカーと連携させると

音声認識でON/OFFとタイマー実行ができる。


ACタップ側のスイッチでON/OFFで

使える昔ながらのつけっぱなしの家電が操作しやすい。


傍から見て医療機器にこのような使い方はよろしくはないのだろうけど、

加湿が足りないと痰が肺の中で乾き、

へばりついて息苦しくなる。


逆に加湿が多すぎると回路に結露が溜まって

気管に流れこんでくる。


一番デリケートな部分だけに意識がある間は

自分でコントロールしたいところだ。


セキュリティーや外部からの

不正アクセスといった問題は気にはなる。


それでもちょっとしたこと。


例えば眼を拭いてもらったり、

リモコンを押してもらったりと

人間どうでもいいように思えるけど、

やらないと困る作業というものが本当に多い。


最低限の用でも他者に頼むとなると

頼む方としても何かと気に使う。


タイミングを見計らって声を掛けるのも煩わしい。


そのちょっとしたことを自分一人でできることは本当に素晴らしい。


初期導入時のコストと設定の煩わしさを

差し引いても代えがたい魅力がある。


いずれは家中の家電に標準搭載され

当たり前のものになるのだろうけれど。


そんなわけで体が動くのであれば、

もはやネタとしか思えない押す・引くだけのSwitchBot 指ロボットを

衝動買いしまうほどに指一本分の動作であれ、

動けない身からしてみたらたまらない欲求と願望がある。


寝たきりでも決して動けないこと是としているわけじゃない。


世の中の技術革新が進み、製品やサービスが増え、

中には寝たきりにも使えるモノも出てきて、

できることが少しずつは増えては来ている。


けれどもまるで足りていない。


ここは世の変化を待つほかはないけれど。


身の回りで自分でもできることは何か?


それを一つでも増やせないか?


そんなことを日長一日考えている。