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チェリーハイツ

journal 2024-01-⑤

2024.01.28 12:42

ゲーテ座の前の灯りは、夕暮れ時になると緑色に輝く。



☆2024/01/28

ただいま夜10時前。ドラマでベートーヴェン先生の「田園」を聞き、明け方のラジオを思い出している。「暗いと不平をいうよりも、すすんであかりをつけましょう」という朗読の声とともに。

近頃は早く寝床に入ってしまうので、明け方までワイヤレスイヤホンの充電池が持たないことも多いのだけど。深夜帯のひどい(?)ラジオの時間が終わった後、5時台に始まるキリスト教の(たぶん)番組である。急に耳から入ってるくる情報の雰囲気がガラリと変わるので、びっくりして大体すぐにイヤホンを外すのだった。

今読んでるこの本に出てくる「あかり」も、おそらく同じ。

キリスト教における概念としての燈火について考える。自らを燃やして周りを照らすなんてことは、自分にはできそうにない。100年も前にこんな女性たちがいたのだなあと思いを馳せつつ読んでいる。


さて、第2回のチャリティがま口も、先ほど完売いたしました。ありがとうございます!

わりと渋めの品揃えだったんですけど、渋いのがお好きな人が結構いらっしゃったようで。可憐な感じのが最後まで残ってました。それにしても、1月はずっと風邪気味だったのもあり、結局チャリティ販売を頑張っただけで終わってしまったわ。

来月はもうちょっと色々頑張ります。当初初売りにするはずだったものが、まだ口金に嵌められないで作業場の片隅でじっと待っているのであった。すごい可愛いんでお楽しみに。


昨日のことを書いていなかった。ちょっとしたご優待のチケットがあったので、ともちゃんとホテルのアフタヌーンティーに行ってきたのです。五つ星やで!!

だいぶ誕生日らしいイベントである。なんと言ってもマンダリンオリエンタルですよ。五つ星の駐車場、ぜったいヴァレーパーキングに決まってるんだから、もっと車の中きれいにしとけばよかった(車内にぶら下がるマルのぬいぐるみと三毛猫のミケーレを見られた・・)。

だいぶ贅沢をしたので、しばらくは節制しなくては。

また詳しく書く余裕があれば書きます。さ、ご発送の準備にかからねば!


「五節の舞姫」といえば「なんて素敵にジャパネスク」で知ったワードである。同じく!という方はもれなく挙手してください(同世代には結構いそうな気がする)。



☆2024/01/29

朝からご発送を数回。

夕方、カレーを作った。煮込み中にテレビから飛び込んできた芦原妃名子先生の訃報にあまりにショックを受け、ひどい頭痛を起こして薬を飲んだところである。ココハナで連載されてたBread&Butterが大好きで、毎月楽しみに読んでいた・・・。

出てくるどの食べ物も美味しそうで、パン派ではなく筋金入りのご飯派の私でも、読んだその日はパン屋に走って買いたくなるほどであった。登場人物がちゃんと自分で考えて行動し、時には逃げたり失敗もするけど、ゆっくりでも立ち直って、悩みながらも正直に善良に一生懸命生きてるところが、大好きであった・・・・。

昔からの知り合いなら、私がパンに興味がなくて、美味しいと評判のお店に立ち寄ったり、わざわざパン屋に焼き立てパンを買いに行ったりしない人間だと知っているはずだ。パン派の旦那さんへのリスペクトもなかったから、コストコパンしか買わなかったし。

今は週に2回くらいはパン屋で焼き立てのバタールを旦那さんのために買ってくる。街角でいい匂いがしたら入ってみる。もちろんパン派の友人がたくさんいる影響もあったとは思うけど、自分の中ではこの作品との出会いが本当に大きかったんだよう。米派の私が・・焼きたてパンの匂いが人を救うことがあるかもしれないって思えるほど、説得力があったんだよう。

いま心が傷ついているので、何かを悪く言ったり怒ったりせず、きょうは好きだったことだけ言います。そうしていたい。皆がそうであれば、まだ彼女は生きていたかもしれないのに。



☆2024/01/30

頭はずっと重いままである。

首のこりかなとも思うが、もはや次回整骨院に行っても、頼りになるオーキド先生はいないのであった。新しい先生はどうやら時々見かける若い男性のようだが、どのような人なのかはまだ謎だ。頼りになる人だといいなあ。

朝から見たどの報道でも(偶々かもしれないが)、脚本家のインスタにああいう書かれ方をして、その後芦原さんが経緯の公表に至ったということを端折っている。そこを省略したら、ただ唐突に色々をぶちまけ始めた人みたいになってしまうではないか。ゲンナリとする。報道だってテレビ番組なんだから当たり前ではあるのだが、結局はテレビ局側の味方なのだなと思ってしまった。


友人に頼んでブレンドしてもらった鼻や喉に良さそうなハーブティーを飲み、心を落ち着ける。心のざわざわにも効く・・という友人の丁寧な文字を読み、テレビを消して、いくらか心を沈める方法に持っていった。


昼。

旦那さんの退職により、年金を自動で納付する仕組みの外に出てしまったので、ものすごく久しぶりに納付書から払った。すごいなあと思うのだが、最近の納付書にはバーコードがついていて、楽天ペイでも払えるのだ。こたつから一歩も出ずとも、年金を納めることができた。

便利な時代になったものだ。


夕方、コストコでエヘン虫が突然復活したので、やはりまだ耳鼻科から出された薬をやめてはいけなかったんだなと痛感する。エーン!最後まで飲みます。

何か胃の消化が悪い感じがしたので、息子氏も旦那さんもカレーを食べたが、自分だけ数日前のミルフィーユ鍋(大根の薄切りに豚肉をいちいち挟み、とろとろに煮たやつ)の残りをもそもそと食べる。米飯と共に。

ご発送が一段落ついたので、そろそろまた義援金の送金に行けそうです。今回は友人も何人か注文してくれて、嬉しかったです。毎回付き合ってくれる人々がいること、本当にありがたい。一旦イベントは終了ですが、今後もまた余裕のある時にやりたいので、ちょこちょことチャリティ企画品を考えておきます。

そして、北陸産の食料品を取り寄せたり、名産品を買ったりして応援していきたい。前回のバンキシャの最後に桝さんが言ってたなあ・・大きな金額を寄付してる人の話を聞くとすごいなあと思うけど、日常の中でできる、ささやかでも長く続けられる支援も同じくらい尊いものですって。いいこと言うなあと思って聞いていた。

・・・あれも日テレなんだよなあ(ヒルナンデスだって月曜から夜ふかしだって日テレだ)。だから「日テレは」と大きい主語では言えないよ。本当に残念でつらいことだ。

今朝、DayDayで山ちゃんが言ってた「もちろんこのことに関しては今から徹底的に動くんだろうなと思います」という釘の刺し方にはシビれた。それが大企業の責任だよな。


口に出すと本当に嫌なことが起きそうなのでこれまでここに書いてなかったが、ある占い系メールマガジンの内容をいつも通りぼんやり読んでいたら、今年からの水瓶座の運勢は波乱に満ちていて、これまでの人生において経験したことがないようなことが突然起こったり、配偶者やパートナーが次々と入れ替わるみたいなことを書いていた。

なんだか読んでて嫌な気持ちになったのでそっと閉じたのだが、大体どの占いでも・・たぶん冥王星が本格的に水瓶座に入って20年ほど居座るかららしいのだが、ろくなことが書いていない。一番まろやかなしいたけ占いでも「運命の女神から与えられる試練とド突き合うゲームに参加させられます」みたいな言い方をしていた・・。やめてくれよ!

亡くなった芦原さんは、私と同じ誕生日の人で、先日50歳の誕生日を迎えたばかりだった。占いをそんなに信じるわけではないが、やはりそのことを知った時には辛い気持ちがちょっと増した。

そっかあ、水瓶座だったか・・

と思うと同時に、単純に考えて世界の12分の1の人が水瓶座仲間なのだから、その中でなるべく幸せそうな人を見守って、強い気持ちで生きてこうと思った。櫻井翔も多部未華子もアリシア・キーズも関口メンディーも1月25日生まれだ。こないだ言ってた相棒に出てる篠原ゆき子も、綾野剛も萌音ねんも板垣李光人も、村上の信ちゃんも、永瀬廉も平野紫耀も、目黒蓮だって水瓶座だ。めっちゃ心強いやん。

・・というような話を、今日コストコを回りながらともちゃんとしていたら「星野源もだよ〜」と言っていた。そうなのか。源さんも水瓶座仲間か。とりあえず配偶者がコロコロ変わるってことはなさそうだな。よかった。



☆2024/01/31

さて、月末です。天災から始まり、驚くようなニュースや訃報がいろいろとあった一月だった。個人的には体調を崩してからは良くなったり悪くなったりで、なんだか落ち着かない。二月はもう少し心穏やかに過ごしたいものだな・・・。


そういえば、昨日ともちゃんに会ったので、先週コストコで買った使い捨てタイプのフェイシャルタオルの使い心地を聞いたら、なかなかよかったらしい。

曰く、ともちゃんはコンタクトレンズ使用者なのだが、朝の洗顔後にタオルで顔を拭くと、やはり何かしらの繊維が顔に残るので、洗顔後にコンタクトを入れると、時にレンズと目の間に入りこむことがあり、それが小さな不快だったのだそうだ。

フェイシャルタオルだと、そのストレスがない。顔に繊維が付着しないとこんなに快適なのか!と思ったらしい。なるほど。ずっと裸眼の自分にとっては、全く想像しえない感想であった。コンタクトの人、おすすめらしいですよ、フェイシャルタオルは。


午後、白髪を染めてもらいに行く。マツモトさんと、元旦の地震の話になった。

マツモトさんは(その仮名の由来の通り)松本の出身なので、正月は松本の実家にいたんだそうだ。ふるさと納税で頼んだ石川の生ズワイガニを鍋にして皆で食べたらしいのだが、めっちゃ美味しかったらしい。しかし、鍋が終盤に差し掛かったようなところで揺れがきて、やはりこの辺よりはだいぶ揺れが大きかったみたいで、びっくりしたとのこと。

マツモトさんは東日本大震災の揺れを横浜で体感しているので、今回それに似た感じの長く続く嫌な揺れがきたことで、ああ津波が来るんじゃないかなとなんとなくわかったらしい。

能登に行かれたことありますかと尋ねたら、家族で旅行した思い出の地なのだという。マツモトさんは末っ子で、上の方のご兄弟とは歳が離れているのでもう甥や姪も大きいのだけど、お兄さんの奥さん、つまり義理の姉にあたる人と結構仲良くしていて、その人が亡くなる前に最後に家族みんなで行った旅行が能登だったんだそうだ。

そんなに大勢で旅行するなんて家族仲が良くていいですねえ、と言ったら、マツモトさんはいやいやとかぶりを振り、そうでもないですけど・・大所帯の旅行となった時にそのお義姉さんの仕切りがすごくて、それが結構楽しかったんですよ、という。一円単位まで割り勘にするのだが、その代わりお互い一切気を使わないという主義の人だったらしく、さっぱりした性格の楽しい人だったんだって。

そしてお兄さんのほうはというと、なんと大型免許を所有かつ下戸という重宝な(?)人で、酒を一滴も飲まないので運転を全く嫌がらず、マイクロバス的なものを借りてきて、10人くらいでそれに乗って行ったらしい。途中、飛騨によって飛騨牛を買ったりしながら北上して能登半島に入り、もはや海からすぐ山みたいな地域の崖っぽいとこに建つ貸別荘に泊まり、地元の海鮮やら途中買った飛騨牛やらを焼いては地酒を飲み、焼いては飲みの大宴会で、めちゃくちゃ楽しい旅だったんだそうだ。

大勢でそんなことができるんだから、ああは言ってるけども、きっと家族仲はいいのだ。ちょっといいなあと思った。

お義姉さんは、その旅の前に一度乳がんをやっていて、手術をして元気になったのだけど、旅行の後にがんが再発し、最後はだいぶ衰弱して亡くなったんだそうだ。全員が元気で楽しかった最後の思い出なんですよ、とちょっとさみしそうな感じだった。

あの辺は景色も素晴らしいし、食べ物も酒もなんでも美味しいんですよ、と彼の地を思い出している風であった。今年のふるさと納税は石川県のカニにしましょうよ、絶対おすすめですよ!と力説していた。よほどおいしかったらしい。