ならば、私は一日に千五百人のヒトを生もう
先日、友人であり同志であり、大先輩の映画出演のお祝いと応援にパリ、Grand Rexへお邪魔しました。
ヨーロッパで紹介されるシャーマニズムや
日本発祥の靈氣について、
現場が抱える、
時代が抱える、
歴史が抱える、
私たち全人類が抱える、
さまざまなことを考えている最中でしたので、
いろいろ学びのキッカケが満載でした。
さて、
その中でもナヴァホの唄を披露してくださった
Laurenzaさん。素晴らしかったです。
みなさんにシェアできないのは残念ですが、
ご縁があれば出会われるかもしれませんね。
この記事を書くために
あらためてビデオを観てまた号泣です😭
彼らはどんな想いで彼女にこの唄を教えたのでしょう?
ナヴァホ族と出会い、交流を深め彼らがフランスに来る際迎え入れさまざまな活動をサポートされているそうです。
今世たまたま白人に産まれた彼女が紡ぐ
彼らの唄から聴こえてきたのは、
日本神話で有名な、
伊邪那美命は、
「あなたの国の人を一日千人殺してしまおう」といいました。
これに対し
伊邪那岐命は、
「それならば、私は一日に千五百人の人を生もう」といいました。
このやりとりです。
生命は紡がれているのですね😭✨💞
感謝🙏🏻
「黄泉の国」 神社本庁より
日本の国土ができると、
伊邪那岐命と伊邪那美命は多くの神さまを生みました。
ところが最後に火の神さまを生むと、伊邪那美命は大火傷を負って亡くなってしまいました。
悲しさのあまり伊邪那岐命は、死者の国である黄泉よみの国へ伊邪那美命を連れもどしに出かけていきました。
しかし、黄泉の国の食事をしてしまった伊邪那美命は、もうもとの国には帰れません。
伊邪那岐命が迎えにきたことを知った伊邪那美命は、くれぐれも自分の姿を見ないよう、伊邪那岐命にいい残し、黄泉の国の神さまのもとへ相談に行きました。
もうどれくらいたったことでしょう。待ちきれなくなった伊邪那岐命は、髪にさしていた櫛をとって火をともし、辺りを見回しました。
何としたことでしょう。妻の姿が見るも恐ろしい姿となって、そこに横たわっているではありませんか。
あまりの恐ろしさに、伊邪那岐命は逃げ出してしまいました。
自分の姿を見られた伊邪那美命は、髪を振り乱してその後を追いかけました。
黄泉の国の入口まで逃げてきた伊邪那岐命は、
大きな岩でその入口をふさいでしまいました。
伊邪那美命は自分を見ないでという約束が破られたことを悔しがり、
「あなたの国の人を一日千人殺してしまおう」
といいました。
これに対し伊邪那岐命は、
「それならば、私は一日に千五百人の人を生もう」
と告げました。
それ以来、一日に多数の人が死に、より多くの人が生まれるようになったということです。
いろいろ悩んでいた30代、
なかなか子供ができなくて悩んでいた30代、
ある時母に聞きました。
「どうして私を産んだの?」
その時私は、母が私を出産した年齢でした。
仕事も順調で社会でも活躍していた母。
父とは喧嘩が絶えずの関係でしたが
「え?だってお父さんが産んだら、て言うから。」
もちろんこれだけではないでしょうが、
私は父の一言で産まれたようです。