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荒井水墨画教室ホームページ

1月後半の画題『鷹』『水仙』

2024.01.29 01:43

今回のポイントは翼。

鳥を初めて描く方は、知らなくても大丈夫ですが、何度か描いている方には知識として知っておくと助けになります。

鳥の翼で重要なのが風切羽根と云われる羽根。長い羽根です。この羽根は小さい鳥、大きい鳥によって枚数が異なりますが、20〜30枚前後でしょうか。またこの羽根は初列(しょれつ)風切、次列(じれつ)風切、三列(さんれつ)風切と3つに分けられます。

羽根は鳥の腕についているのですが、初列は鳥の手に、次列は尺骨、三列は上腕骨につきます。

風切羽根を描く時、このことを意識して描くと自然な羽根が描けます。


水仙

ちょうど今の時期に咲く花。

観察と描画を同時に兼ねると説得力のある絵になります。

水仙の葉の先端は丸っこい形をしていますので、描画のポイントにもなります。

一筆書きの場合、これが非常に難しい。

筆に含ませる墨の量、筆を走らせるスピード、が適切に行えると上手に描けます。