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ごとう接骨院公式HP

産後の腰回りの不調を解決するために

2024.01.29 08:10

産後はさまざまな不調が起こりやすいものです。


当院で相談の多い産後の不調としては「腰痛」「骨盤の不安定感」「肩こり」です。


これらの不調を改善するために、もちろん運動や睡眠などが必要なのですが、施術で重要視しているのが「背骨周囲の深部筋群の緊張を緩和する」ということです。


「緊張」とは簡単にいうと「力が入りっぱなしの状態」だと思っていただいて構いませんが、「背骨周囲の深部筋群=背骨を支える筋肉達」が緊張している状態だと背骨の動きが妨げられるため体が正しく動けなくなります。


*以下が深部筋群です。

(右半身はより深部の筋肉を表示するため、一部の筋肉を非表示にしています)


その結果、血流が悪くなったり疲労しやすくなったりと不具合が起こり、それが痛みなどの不快感となって現れてくるのです。


ここで気をつけたいのが「緊張を緩和する=揉んでほぐす」ではないということです。


緊張している=力が入って硬くなっている筋肉を揉んでほぐすことが悪いわけではないですが、「硬いからほぐす」ことよりも「なぜ硬くなるのか」を解決したほうが不調が解決されやすいのは確かです。


筋肉にはそれを動かすための「運動神経」がつながっています。


その「運動神経」が興奮すると筋肉は縮み(力が入る)、「運動神経の」興奮がおさまると筋肉はゆるむ(力が抜ける)といった働きをします。


筋肉を揉んでほぐしたとしても「運動神経」の過剰な興奮が抑制できなければ、また筋肉の緊張は戻ってきます。


逆にいうと、筋肉自体を揉んでほぐさなくても「運動神経」の過剰な興奮さえ抑制できれば、筋肉の緊張は勝手に緩和されます。


これが私が施術の中で「マッサージ類」を行わない理由です。


この「運動神経の過剰な興奮」を抑制するために必要なのは「リラクセーション」です。


要は「軽い刺激で心地の良い施術」が必要ということです。


私は施術において「何をするか」よりも「何を得たいか」が重要だと考えているので、「運動神経の過剰な興奮の抑制」を得るために「電気」「超音波」「熱」「光線」「振動」など、その都度適切だと考えられる方法で施術をしていきます。


産後は女性の体に大きな負担がかかります。

(女性ホルモンの分泌量が減るため回復しにくくなる)


産後の不調を改善するためには、いかに負担をかけずに状態を変えるかが重要になります。


当院では、必要最小限の負担となるような施術内容となるようにしているので、産後の不調がある方はぜひ当院にご相談ください。