面白い映画を見た
いいものを見ると語りたくなる。
いいものに触れると感謝したくなる。
それはきっと、ライブでも舞台でも映画でも変わらないし、テレビドラマだってそう!
本でも絵画でも…挙げたらキリがないけれど。
ものづくりの大変さは一応わかっているつもりなので、そういうものに出逢えると感動すると同時に感謝したくなります。
「ありがとう」と!
心の底から思う。
たまたま観に行きました。
出かけるついでに「そういや映画館が近いなぁ」なんて思って上映作品をリサーチして。
調べる時は基本あらすじは読まないようにしています。読んでしまうとその情報ありきで見てしまうので、面白いと感じるであろう場面も楽しめなくなってしまうというか。
だからいつもサッと見てる。
サッと(笑)
そのサッとした断片的な情報に興味が湧いたのと評判が良かったこと、そしてレイトショーがあったことも選んだ理由でした(^^)
search/サーチ
物語がすべてパソコンの画面上を捉えた映像で進行していくサスペンススリラー
きっとこれから観に行く方も多いと思うのでネタバレは避けますが、
見終わった瞬時は「おもしろかった〜」とどちらかというと満足感だけだったのに、時間が経つにつれジワジワと「すごく良く出来た映画なんじゃないか」「凄くない!?」と思い出しながら感動が深まっていったのです。
物語がパソコンの画面上だけで進んでいくのに、主人公の心情や温度も伝わってくる。
現代人にとって、もはやネットっ生活なんですね。生活の一部というより生活そのもの。
そのことに気づかされる。
作品を見ながら不自然さを感じないのは、そういうことなんでしょう。
PC画面上で展開する作品を“スクリーン・ライフ”というらしのですが、今後増える演出なんだろうなぁと感じつつ、ここまで良く出来た作品はなかなか出てこないのでは?と思いました。
いいものを見るとノートに感想をババーッて書きたくなるんですけど、久しぶりに書きました。家に帰りながら書き上げました。この余韻をまとめたくて。
あとこの作品が良いと思った点に“過剰な演出”が無いってこと。変に感動を煽ったり同情させるような場面もなく、丁度良かったんですよね。
この映画の監督アニーシュ・チャガンティさん始め、関わった全ての方に敬服!!
ありがとうございました!!
私も創りたい。いいものを。
がんばるぞ。