7年ぶりの「平」
有ちゃんが還って逝く直前のお正月、2017年元旦の初詣で、彼女が引いたおみくじがこの「平(たいら)」でした。
(2016年には私も初めて引いたことがあります)←大凶より最悪とされるおっかないイメージに結びつけてしまい、いつもの御守り+サブ御守りまでゲットしていたという…。
事後からは家族揃って初詣に行くことはなくなりましたが、私は三が日を避けて、一人(ふたり🌟🌟)で相変わらず一宮(大宮)氷川神社に向かいます。
(神社には二度と行かない、という自死遺族の方々も居るかと思います)
けれど私にとっては年初め、有ちゃんとのデートはじめであり、供養の一つでもある大事な行事になっているのですね。
今年も勿論。
そして引いたのが7年ぶりに見た、この「平」です。
2017年に有ちゃんが引いたこれを見て、イタズラに?…ヤバいよ~的な騒ぎ方をしていた自分。
せめてサブ御守りを買って、無理やりにでも手に握らせれば良かった…。
自分が「平」を引いた時には買い込んでおいて、なんだこれ…、親としても情けない、ドアホ過ぎて記憶から消せない自責の思い出です。
その「平」を7年ぶりに引いたのには、何かを感じずにはいられません。
実は調べてみると、「平」を引く確率は一般的に2%以下だとの検証もあるらしいです。
あまり馴染みのない方もおられるでしょうか。
それもそのはず「平」が入れられている神社は全国的にも限られているようです。
◆氷川神社(埼玉県)では「平」「平吉」「吉平」が入っています。
氷川神社での解釈には、「平穏で穏やかな状態なので今の状態を保つのが良い」と説明されているようです。
―――――――
無知とは恐ろしい。
こうして7年前も、検索なりして調べてから有ちゃんに教えてあげれば、彼女が自ら人生に終止符を打つことを阻止することができたでしょうかと。
いまだに考えを巡らせる自責の一つ。
7年ぶりの「平」への自責の想いをカミングアウトしつつ、有ちゃんへの祈りに昇華させていきたい、よし!と、背筋をシャンとさせた1月でした。
🎨my推し活にも少しずつ彩りを加えて。
出力も現実味を帯びて、少しずつ湧いてきた?
境遇の近い方々と、お空の子話をするのはとても大切な時間。
(それがあったからこそ生きてこれている…汗)
そして自分的にはお絵描きをしている時が、有ちゃんが目の前に降臨してきて共同作業をしているような“光の時間”になっていると感じるこの頃です。
大切なお空の人を特に感じる場面、皆様にもあるでしょうか。
◆自死遺族の集い
お問い合わせ hoshinoshizuku0922@gmail.com
◆第三者委員会について
◆自死と向き合い、遺族とともに歩む
⇒『法律・政策―社会的偏見の克服に向けて』手引書フリーDLぺージ