ケージを捨てないで!!
はじめて小さな子猫さんをお迎えする時、多くの方がケージを買うのではないでしょうか?
ケージは子猫さんの時に、お留守番時などの怪我防止や、来客時に粗相しないようにも利用すると思いますが、成長しても使い続けていますか?
猫さんが成長して、一緒にベッドで寝るようになると、段々と使用しなくなり、結果捨ててしまう方が多いと聞きます。
でも、捨てないほうが良いですよ!!
理由は、普段からケージを安心できる場所として、不安な時に入る癖をつけておけば、万が一の際に迅速な対応が取れるからです。
地震で揺れた時
火災が起きた時
その他、災害が起きた時
こんな時に猫さんは何処かに逃げてしまったり、狭い所に隠れ呼んでも出て来てくれなかったりします。
もし、緊急避難しなくてはならなくなってしまった場合に、出て来てくれないと泣く泣く置いて行くか、危険を承知で一緒に家に残るかの選択を迫られる事になるでしょう。
いざという時のために、日頃からケージ内は落ち着く場所、避難場所と認識して貰っていると、緊急時には猫さんがケージに逃げ込んでくれるんですね。
ですので、避難時を想定して時々でも良いので、ケージの中でトイレやご飯を食べて貰うようにしたり、くつろげるよう、お気に入りのベッドを置く等すると良いと思います。
我が家では、普段から訓練していたので、地震が起きた際は、ほとんどの猫さんが自らケージに避難してくれました。
仮に、合同避難した場合でも、ケージで過ごせる猫さんなら、避難先でも他の猫さんとトラブルを起こす可能性も低く、慣れ親しんだケージの中で安心して過ごす事が出来るでしょう。
また、普段からケージを導線と考え、キャトウォークとして活躍させたり、網を登ってのアスレチック代わりにしたりして、楽しむ場所としておくと、より良いと思います。
せっかく購入したケージですから、最大限に有効活用していきましょうね!